【モデルプレス=2024/11/27】NHKは2024年11月27日、2025年度後期のNHK連続テレビ小説「ばけばけ」発表会見を実施し、俳優のトミー・バストウが、ヒロイン・松野トキ(高石あかり/※「高」は正式には「はしごだか」)の夫・ヘブン役を務めることが決定。自身が出演したドラマ「SHOGUN 将軍」の共演者との繋がりについて明かした。
【写真】2025年度後期朝ドラ「ばけばけ」ヒロイン&夫役、報道陣へ贈った直筆ボード◆トミー・バストウ「SHOGUN」共演者から朝ドラオーディション聞く
2024年のエミー賞を受賞した同ドラマにて、メインの1人であるマルティン・アルヴィト司祭役を演じ注目を浴びたトミー。今回朝ドラのオーディションを受けた理由を聞かれると、流暢な日本語で「長い間日本で働きたいと思いました」と日本活動に意欲を示し「オーディションについて恩があります。『SHOGUN 将軍』での共演者・穂志もえかさんがこのオーディションについて教えてくれました。もえかさんがこのオーディションを教えてくれなかったら絶対知らなかった。出ませんでした。すごく恩があります」と同作に藤役として出演していた女優・穂志もえかへの感謝を語った。
また「SHOGUN 将軍」でプロデュースと主演を務めた俳優・真田広之について聞かれ「俳優として、監督として、プロデューサーとして、人として素晴らしいと思います」と話し、トミーと真田だけで撮影した最初のシーンは「人生で1番緊張していた時」だったというが「同じ俳優として対等に扱ってくれたのですごく演じやすくしてくれた」と優しさに感動していた。
トミーは1991年8月26日生まれ、イギリス出身。2007年、ロックバンド「FranKo」を結成し、リードボーカルとして現在も活動中。2008年、「ジョージアの日記/ゆーうつでキラキラな毎日」でメジャー映画に初出演し、イギリスで俳優としてのキャリアをスタートする。2018年よりアメリカにも活動を広げる。日独合作の「ザ・ウィンドウ」(2022/ZDF・フジテレビ)にも出演し、10年間ほど日本語を学んでいるため日本語が堪能である。今回「ばけばけ」のヘブン役には、国内246人、海外から1521人(アメリカ1352人、イギリス149人、オーストラリア・ニュージーランド20人)の1767人の応募の中からオーディションで選出された。
◆2025年度後期連続テレビ小説「ばけばけ」
外国人の夫・ラフカディオ・ハーン(小泉八雲)と共に、「怪談」を愛し、急速に西洋化が進む明治の日本の中で埋もれてきた名も無き人々の心の物語に光をあて、代弁者として語り紡いだ夫婦の物語。実在の人物である小泉セツ(1868-1932)をモデルとし、大胆に再構成、登場人物名や団体名などは一部改称して、没落士族の娘・松野トキをヒロインにフィクションとして描く。(modelpress編集部)
【Not Sponsored 記事】