1960年代に一世を風靡(ふうび)し、「パイナップル プリンセス」のヒット曲で知られる“元祖女性アイドル”田代みどり(76)が27日、東京・渋谷区のライブレストラン「ラドンナ原宿」で約60年ぶりとなるソロライブを行った。
「今日は心臓が飛び出ちゃうんじゃないかと思うくらい緊張しています」と言いながら「パイナップル−」の歌唱でスタート。当時の映像がスクリーンに流れると「この曲を歌ったのは小学校6年生の時。ショートカットでした。この後に映画に出るようになってから伸ばしました」とボーイッシュ時代を懐かしそうに振り返った。
その後も「ダイアナ」「マイ・ボニー」などのカバー曲を続け、72年のヒット曲「愛の挽歌」はタレント山咲トオル(55)とデュエット。約2時間半で計16曲を披露し、約100人のオールドファンを魅了した。
田代は歌手としてだけでなく、女優としても「舞妓の上京」「ママ恋人がほしいの」などの映画で活躍。19歳で結婚をして芸能界を一時引退し、その後に離婚してモデル高橋尚美(70)と再婚した。
この日、愛妻の久々のライブを会場の隅から見守る夫に、田代は「ありがとう」と感謝の言葉を贈った。
|
|
|
|
Copyright(C) 2024 Nikkan Sports News. 記事・写真の無断転載を禁じます。
掲載情報の著作権は提供元企業に帰属します。