元テレビ朝日アナウンサーで、トヨタ自動車所属ジャーナリストの富川悠太氏(48)が27日、文化放送「長野智子アップデート」(水曜午後3時半)に出演。同社の豊田章男会長について言及した。
富川氏は今年8月に著書「報道、トヨタで学んだ伝えるために大切なこと」を手がけた。「アナウンサーとして伝えることはある程度分かっていると思っていたんですが、トヨタに入ると、豊田章男会長がおりまして。すごく皆に伝わるんですよ。アナウンス技術やしゃべりの技術があるわけでも、腹から声を出すわけでなくても、すごく伝わる。なぜこんなに伝わるのかを分析して本に書かせていただきました」と話した。
富川氏は「今まで仕事のスタンスとして『人のために役に立つ』を続けてきたので、思いがつながることを一番言いたかった。頭で考えても仕方ないので、心でどう考えるかを伝えたかった」と思いを明かした。
富川氏は同社会長を「章男さんと呼んでいます」とスタジオを驚かせ「結構みなさん、章男さんって呼んでいますね。見えないところでも現場を回っていますし、だから言葉が伝わるんですかね」。
続けて「広報は良いことばかりをアピールするんだけど、私は会長から『とにかく今までやってきたプロの目線で見て、自分の感覚で伝えてくれ』と言われているので、現場を飛び回っています」とした。
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