イギリスのチャールズ国王が、『プラダを着た悪魔』などに出演し、美食家としても知られるアメリカ出身の俳優スタンリー・トゥッチに、別荘で開催するパーティのメニュー開発を依頼したそうだ。
【写真】スタンリー・トゥッチがコリン・ファースと食事中に笑顔を見せるシーンも 映画『スーパーノヴァ』場面写真
Peopleによると、スタンリーは昨年5月に慈善団体キングズ・トラストのイベントで国王と面会し、親しくなったそう。国王は、来年のイタリア公式訪問を前に、別荘ハイグローブにて、イタリアとイギリス両国の文化の交流を目的としたパーティを予定しており、この場で振舞われるメニューを考案したと、スタンリーがテレグラフ紙に明かしたそうだ。
スタンリーは料理番組『Stanley Tucci:Searching for Italy(原題)』に出演するほか、料理本を出版、インスタグラムにてレシピや料理をシェアするなど、美食家として知られる。また、『プラダを着た悪魔』で共演したエミリー・ブラントの姉で、文学エージェントのフェリシティ・ブラントと結婚しており、イギリスとも馴染が深い。
国王のパーティ―で実際に調理をするのは、イタリア南部出身のシェフ、フランチェスコ・マッツェイ。彼は、スタンリーがフェリシティと挙式した際、料理を提供した人物だそう。メニューは、ポークやケール、かぼちゃなどイギリスの食材を用いた「冬らしい、少しヘビーで美味しい」料理で構成されるという。