『学研まんが 日本と世界の伝記 蔦屋重三郎』が2024年11月29日(金)に株式会社 Gakkenより発売された。歌麿・写楽・北斎を見いだした、江戸の敏腕プロデューサー・蔦屋重三郎の「べらぼう」な一生が、小学生から大人まで楽しめるまんがになって新登場。
(参考:【まんが】2025年大河ドラマ 蔦屋重三郎の「べらぼう」な一生)
2025年の大河ドラマ『べらぼう』の主人公・蔦屋重三郎。華やかな町人文化が花開き、庶民の多くが本を楽しめるようになった時代に登場し、浮世絵や本で次々とヒットを飛ばした出版プロデューサー。喜多川歌麿、写楽、葛飾北斎、十辺舎一九、曲亭馬琴……プロデュースした売れっ子の作家は数しれず。時代の風を読み、持ち前のアイディアと誠実さで、人と人とをつないで江戸の出版界に旋風を巻き起こした重要人物だ。
重三郎が活躍した時代は、華やかな時代であった反面、自然災害や物価の高騰、幕府への不信感や社会の閉塞感など、現代にも通じる課題を抱えていた。重三郎自身も出版統制による憂き目にあうことに。しかし、困難にめげず、人と人との繋がりを大切にして自分の夢を追い求め、文化を形作った蔦屋重三郎の生き様は、今の時代を生きる子どもたちを勇気づけてくれるだろう。
そんな蔦屋重三郎の生涯を、ドラマチックなまんがと豊富な資料でまとめたのが『学研まんが 日本と世界の伝記 蔦屋重三郎』。歴史好きの子供はもちろん、大河ドラマで蔦屋重三郎に興味を持った大人も楽しめる1冊となっている。
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▪️特長その1:全編ふりがな付きで小学生から楽しめる
対象年齢は小学校高学年から大人。全編にふりがな付き。また、むずかしい言葉には脚注がついており、小学生から楽しく読めるだろう。
▪️特長その2:生き生きとした登場人物とストーリー
蔦屋重三郎の波乱万丈な人生をドラマチックなまんがで展開。また、写楽、歌麿、北斎、馬琴など、彼が見出した多くの浮世絵師・作家たちも、個性豊かなキャラクターとして鮮やかに描かれている。
▪️特長その3:人物相関図やコラムなど豊富な資料で江戸文化がわかる
巻末の年表や、コラムページなど、豊富な資料で江戸の文化もわかる1冊になっている。ページ欄外の「まめちしき」で、作中に登場する作家・浮世絵師たちのエピソードや、江戸文化のトリビアなど、一歩踏み込んだ深い知識も得ることができるだろう。
▪️書籍情報
『学研まんが 日本と世界の伝記 蔦屋重三郎』本と浮世絵で出版文化を粋に咲かせた江戸っ子
まんが:ちさかあや
監修:大石学(東京学芸大学名誉教授)
定価:1,320円(税込)
発売日:2024年11月29日
判型:A5変/144ページ
電子版:あり
ISBN:978-4-05-205999-5
発行所:株式会社 Gakken
文=リアルサウンドブック編集部
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