最新映画でオペラ歌手マリア・カラス役を演じたアンジェリーナ・ジョリー。メキシコ版『VOGUE』では悲しい表情を見せていた アンジェリーナ・ジョリー(49)がメキシコ版『VOGUE』の表紙を飾ったが、ファンの間では不評が相次いだ。アンジェリーナは、まるで涙をこらえているような悲しい表情を見せている。これに対し、SNSでは「ここまで悪く見せるには技術が必要」「彼女のベストアングルではない」といった否定的な声が多く見られた。同誌のカバーストーリーでは、アンジェリーナがオペラ歌手マリア・カラス役を演じたことを語った際、元夫ブラッド・ピット(60)との泥沼離婚劇に言及するような発言をした。
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アンジェリーナ・ジョリーが、メキシコ版『VOGUE』12月号の表紙を飾った。ファッションフォトグラファーのダン・マルテンセン氏が撮影した写真には、「ディオール」の黒いドレスを着たアンジェリーナがカメラをまっすぐ見つめる姿が収められている。
アンジェリーナは、緩くカールしたブロンドのロングヘアを下ろし、メイクはナチュラルに仕上げている。顎を上げてカメラを見つめているが、その表情は涙をこらえているような悲しみを感じさせる。
この表紙について、SNSでは「これは良くない」と批判するコメントが相次いだ。
「彼女は本当に悲しそうに見える。撮影現場に入る直前、最悪の知らせを受けたみたいな感じ。」
「アンジェリーナ・ジョリーをここまで悪く見せるのには、かなりの技術が必要だ。」
「かなり見苦しいショットだ。彼女のベストアングルではないよ。写真の色合いとシンプルさは良いけどね。」
「この写真は、どこか低予算な印象を与える。」
その一方で、「少なくとも雑誌にありがちな修正はされていないようだし、良いのでは?」という声も寄せられた。
メキシコ版『VOGUE』の公式Instagramには別の写真も投稿されたが、どの写真の中でもアンジェリーナは今にも泣き出しそうな、悲しみを湛えた表情を見せている。
またアンジェリーナは、同誌のカバーストーリーで伝説のオペラ歌手マリア・カラスの伝記映画『Maria(原題)』に主演したことについて語った。
「私は深呼吸をして、すべてを吐き出さなければならなかった。そして、本当の声を出す必要もあった。」
「それは私の個人的な痛みや優しさ、そして私が自分の物ではないと感じていた多くのことや、安心して吐き出すことができなかったものだった。それらはまた、私が向き合いたくなかった感情や記憶を受け入れることに関係していた。」
そして「こういった美しい音楽は、自分自身のある部分にアクセスしなければ歌えない理由があるの」と付け加えた。
アンジェリーナは2016年9月に夫ブラッド・ピットとの離婚を申請したが、数日後にはブラッドがプライベート機内でアンジェリーナと口論になり、子どもたちに暴言や暴力をふるっていた疑いが浮上した。その後、離婚裁判は泥沼化し、現在も決着がついていない。
今回のカバーストーリーでアンジェリーナが語った「個人的な痛み」は、ブラッドとの泥沼離婚劇によるものと推測される。彼女はオペラを歌うことで心の奥深くに触れ、苦しみを解放する方法を見つけたようだ。
画像2〜4枚目は『Vogue México y Latinoamérica Instagram「Sin duda, uno de los estrenos más esperados del año es #Maria,」「Sentí que me rebasaba,」「Creo que una persona creativa siempre quiere estar creciendo,」』より
(TechinsightJapan編集部 寺前郁美)