美容ライターの遠藤幸子です。カバーしたい肌悩みは年々増え、ついファンデが厚塗りになってメイクすると老けて見える……。そんな悩みを抱えていませんか? 筆者自身も、数年かけてシミや肝斑をうまくカバーできるアイテムを探し求めてきた1人。
最近出合ったミルクタッチ「オールデイスキンフィットパールグロウクッション」3,300円(税込)を使ってみたところ、ナチュラルにシミや肝斑をカバーでき、毎日のベースメイクが楽になりました。早速詳しくレビューしていきたいと思います。
◆シミや肝斑をナチュラルにカバーする新作ファンデ
筆者の場合、それほどシミや肝斑が濃いわけではありませんが、広範囲に及ぶことからメイクでカバーするのが面倒でうまくいかないと感じていました。
元々ナチュラルメイクが好みで、ファンデを“塗った”印象が強い肌は好きではありません。ここ1年くらいはもっぱらノーファンデ派で、シミや肝斑はコンシーラーでカバーするのが常。
けれど、コンシーラーでシミや肝斑をうまくカバーできても、チークやハイライトを塗り重ねるとシミや肝斑がまた浮き出てきます。そのため何度もコンシーラーを塗り重ねなければならず、ストレスを感じていました。
もっと楽にシミや肝斑をカバーし、ナチュラルな美肌に見せる方法はないかと模索していたところ、2024年8月31日に発売された「オールデイスキンフィットパールグロウクッション」に出合いました。
◆コンシーラー不要なほど肌が均一に
手の甲で試してみると、美しいツヤのある仕上がりに。ツヤ肌が好みなので、早速全顔に試してみることにしました。
肌の色が明るくピンク味を帯びている筆者。手に取ったのは、全4色のうち最も明るくピンク寄りの「01 Rosy Ivory」。
肌に塗り広げると、薄膜でありながらみるみるうちに気になるシミや肝斑をカバー。筆者はファンデを薄く塗るのが好みで、標準的な使用量に満たないパフ3分の1程度にファンデを取って全顔に塗布しています。
それにも関わらず、シミや肝斑がかなり目立たなくなりました。さらに少量取り、シミと肝斑が気になる部分に重ねて軽く叩き込むと、コンシーラーを使う必要はないかもしれないと思えるような肌に整いました。
カバー力だけでも、ツヤ感だけでもない、どちらも持ち合わせたファンデだからこそ叶えられた仕上がりと言えます。
◆お気に入りのポイントはほかにも
とはいえカバー力と仕上がりが美しいということだけでは、あまり出番がなくなってしまいます。ファンデも化粧下地も、肝心なのはせっかくの美しい仕上がりをどの程度キープできるか。
その点も「オールデイスキンフィットパールグロウクッション」は優秀。ミルクタッチの調べによると、化粧モチ効果は100時間とのこと。
肌質により個人差があるところなので、実際に筆者の肌でチェックしてみました。筆者の肌質は、乾燥肌。Tゾーンはうっすら皮脂が出てインナードライ気味なのですが、夏に終日使用したところ、ランチタイムにTゾーンを軽くティッシュオフすればいい程度でした。
冬は逆に乾燥によって肌がファンデを吸い、崩れることがありますが、冬に使用しても化粧崩れしにくく、化粧モチ効果は非常に高いと感じています。
◆紫外線防止効果や保湿力、細かなスペックは?
紫外線防止効果はというと、SPF50+/PA++++と最高値で頼もしいです。
保湿力も高く、乾燥肌の筆者が使用しても使用中につっぱり感やカサつきなどを感じることはありませんでした。
昨今話題のPDRN(整肌成分「DNA-Na」)や真珠エキス(保湿成分「パールエキス」)など美容成分を59%も配合し、スキンケア効果も期待できます。
配合されている美容成分の中でも特に注目したいのは、PDRN(ポリデオキシリボヌクレオチド)。
PDRNは、サーモン注射でもお馴染みの成分。ミルクタッチは高麗人参由来の植物性PDRNを使用しており、肌にうるおいを与える効果や肌のハリ・弾力を向上させる効果などが期待できます。
◆気になる色展開は、全部で4色
色展開は、全部で4色。色味は明るめが多いようです。
標準色よりも暗めの肌色の方でももっと手を伸ばしやすくなるような色展開に今後期待したいです。
<写真・文/遠藤幸子>
【遠藤幸子】
美容ライター/エイジング美容研究家 スキンケア・アンチエイジング両アドバイザーの資格を保持。Webを中心に美容に関するコラムを寄稿するほか、テレビ、ラジオ、新聞、雑誌、インフォマーシャル、広告などにも出演。Instagram:@sachiko_en