チェルシーに所属するイングランド代表MFコール・パーマーが、クラブ史上2番目の早さでプレミアリーグ通算30ゴールを達成した。
プレミアリーグ第13節が12月1日に行われ、チェルシーはアストン・ヴィラと対戦。7分にニコラス・ジャクソンのゴールで先制すると、36分にはエンソ・フェルナンデスが追加点を挙げたほか、83分にはパーマーが華麗なダメ押しゴールを突き刺し、3−0で快勝した。
イギリスメディア『Squawka』によると、この試合でゴールを決めたことでパーマーはチェルシーでのプレミアリーグ通算30ゴールを達成。46試合での到達は、元スペイン代表FWジエゴ・コスタ(48試合)や元コートジボワール代表FWディディエ・ドログバ氏(67試合)を抜いて、クラブ史上2番目の早さとなった。
なお、チェルシー史上最速でのプレミアリーグ30ゴールを達成したのは元オランダ代表FWジミー・フロイド・ハッセルバインク氏で、41試合となっている。
また、2024年だけでパーマーはゴールとアシストを合計して35得点に関与しているが、これは2010年のドログバ氏に並んで、1年間での得点数でクラブ史上2位タイの記録に。これも1位はハッセルバインク氏となっているが、合計36得点とわずか1得点差であるため、パーマーが記録を更新する可能性が高まっている。
さらに、昨夏チェルシーに加入したパーマーは、ここまでプレミアリーグでは通算47得点(30ゴール17アシスト)に関与しているが、これは同選手が同クラブでプレミアリーグデビューを果たして以降ではリーグのどの選手よりも多い数字であることも伝えられている。
今シーズンここまでプレミアリーグでは全13試合に先発出場して8ゴール6アシストを記録しているパーマーは試合後、イギリスメディア『スカイスポーツ』で「試合に出て楽しむことができればゴールやアシストはついてくるものだと思う。すべては監督次第だ。彼が試合に向けて注いでくれる熱意と、選手たちが彼に何を与えるかというね。勝ち続けることができれば、トップ4に近づくのは間違いない。ただこれを続けて、たくさんの試合に勝つことだけを目指している」と語っている。
【ハイライト動画】チェルシーvsアストン・ヴィラ