今週の注目記事・1「大炎上の『美人社長(33)』華麗なる人生の“裏”」(『週刊新潮』12/5日号)「斎藤元彦とPR女社長『会議室の蜜月』」(『週刊文春』12/5日号)
同・2「熱愛スクープ 重盛さと美 私からめちゃめちゃ行きました! 世界一かわいい36歳が半同棲デート」(『FLASH』12/10日号)
同・3「貸金庫から10億奪った三菱UFJ“和久井映見似”行員」(『週刊文春』12/5日号)
同・4「高齢顧客を狙う野村證券の5億円奥田健太郎社長」(『週刊文春』12/5日号)
同・5「石破首相に恥晒し外交を直撃電話!」(『週刊文春』12/5日号)
同・6「今年はちょっとだけ原点回帰 NHK『紅白歌合戦』出場者発表の全舞台裏」(『週刊新潮』12/5日号)
同・7「夫・渡部はサロンで…新ドラマ決定 佐々木希(36)の“復讐”」(『週刊文春』12/5日号)
同・8「『森山幹事長の親衛隊』悪名高き読売『番記者』の人品骨柄」(『週刊新潮』12/5日号)
同・9「株価爆騰 ソニーが買収 KADOKAWA社員の本音」(『週刊文春』12/5日号)
同・10「父・秋篠宮が明言 悠仁様、英国へ行く」(『週刊現代』12/7・14日号)
同・11「マイナ保険証 タイプ別お悩み解決ガイド」(『週刊文春』12/5日号)
同・12「『昭和のモテ男』火野正平 愛人より気になる別居“妻”と事実婚“妻”」(『週刊新潮』12/5日号)
同・13「早田ひなだけじゃない!! 『トリプルエース』態勢が見えた!」(『FRIDAY』12/13・20日号)
【巻末付録】現代のSEXYグラビア採点!
今週も順位なし!
最初はFRIDAYから。
FRIDAYによれば、日本女子卓球界に黄金期の兆しが見えたという。
11月20〜24日に行われた卓球の世界大会『WTTファイナルズ福岡2024』で、最もファンの注目を浴びたのは、地元で復帰戦に挑んだエース・早田ひな(24)でも、五輪団体銀メダルの立て役者・平野美宇(24)でもなかったそうだ。
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「大藤(おおどう)沙月(20)です。彼女は今大会、シングルスでベスト8、ダブルスで準優勝という好成績を残し、世界ランキング8位に躍り出ました。今年4月までは125位でしたから、100人以上をごぼう抜きしたことになります」(現地を取材した記者)
飛躍の要因はどこにあるのか。大藤をホープス日本代表合宿で指導した卓球元日本代表の藤井寛子はこう話している。
「大藤の戦型(せんがた)は、台から少し離れて大きく腕を振る、早田のようなスタイルです。この戦法を取るには身体の強さやボールに回転をかける技術が必要なため、大器晩成型の選手が多い。平野や伊藤美誠(24)が先に台頭し、早田はエースになるまで時間がかかったのがいい例です。
大藤はなかなか芽が出ないなかでも、バックドライブやカウンターに磨きをかけていた。それが一気に花開き、現在の快進撃を生んだのでしょう」
大藤よりもさらに若い16歳の張本美和も今回の大会はベスト8に終わった。
「中国選手に敗れましたが、卓球の内容は進化している。中国のトップ選手に対しても打ち負けないし、崩れない。張本は、まだまだ強くなります」(同)
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その上、ケガの影響もあって今大会の初戦で姿を消した早田は、早くも照準を次回のロス五輪に合わせているといわれる。
「現在の早田は、たとえいまのスタイルを崩してでも自分の卓球を改革したいと考えている時期だと思います。石川佳純(31)はリオ五輪後、伊藤や平野に押されて結果を残せない時期がありましたが、時間をかけてプレーを改善し、五輪イヤーの’21年に5年ぶりの全日本選手権優勝を飾りました。早田はいま、あの時の石川の立場に立っているのです」(同)
早田、張本、大藤というトリプルエースが誕生した日本女子卓球界は4年後、ロサンゼルスの舞台で中国勢を制し、世界の頂点に立つとFRIDAYは見ているようだ。
さて、俳優の火野正平が亡くなった。享年75。意外にすっと逝ってしまった。モテる男は亡くなり方までカッコよかった。
新潮によれば、「元祖プレイボーイ」と呼ばれた俳優・火野には、40年以上連れ添った事実婚の「内縁の妻」のほか、生涯籍を抜くことのなかった本妻がいるという。その「二人の妻」との関係を生前、新潮に語っていたそうだ。
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火野は2歳年上の幼なじみの女性と15歳から交際を始め、18歳で同棲。21歳の時に結婚して、1男1女をもうけた。
しかし新婚早々に女優の新藤恵美との浮気が発覚し、結婚から4年とたたずに妻を捨てて出奔。その直後に受けた女性誌の取材に、本妻は「いつか必ず帰って来てくれる。そう信じています」と心中を吐露していた。
一方、1981年から交際を始め、40年超にわたって生活を共にした「内縁の妻」との間には二人の娘がいて、火野の最期を看取ったのもその三人だったという。決して離婚はせず、二人の妻を持ち続けた火野正平。
一風変わったこの「三角関係」の背景を、芸能レポーターの川内天子はこう読み解いている。
「これまで火野さんの交際相手として名前の挙がった芸能人は紀比呂子さんや望月真理子さん、小鹿みきさん、仁支川峰子さんなど数知れず。十数年前、小鹿さんと仁支川さんを取材した際、二人とも“あの人と暮らせてよかった”“ホント、ほっとけない男なのよ”と、火野さんとの交際を宝物のように大切な思い出として語っていたのが印象的でした。ひょっとしたら、籍を抜こうとしなかった本妻の心情にも通じる部分があるのでは」
果たして、火野の真意はどこにあったのか。2019年、新潮が火野に本妻と籍を抜かない理由を尋ねると、こう答えたという。
「向こうが“抜こう”って言ってこないから」
実にカッコイイ。
ところで、12月2日から、紙の保険証の新規発行が停止になる。
私のようにマイナ保険証を持っていないし、持つ気もない人間はどうしたらいいのか?
結論をいえば、何も変わらないのである。紙の保険証の有効期限が切れるのは来年の12月2日だし、それが切れる前に、保険証の発行元から「資格確認書」が交付され、郵送されてくるそうだ。
これは今の紙の保険証と同じように使えるそうである。
な〜んだ、そういうことなのかなのである。ということで、私はマイナ保険証を持つことはこれからもないだろうと思う。
ところで、秋篠宮がトルコ訪問の前の会見で、長男・悠仁さんの進学先について初めて具体的に言及した。
「悠仁さまにはご夫妻それぞれ、海外で学ぶ機会を得ることを勧めているという。秋篠宮さまは自身の留学経験を踏まえ、『今暮らしているところと違う文化のところから日本を見つめ直すこともできましょうし、その機会を使って色々なところを回って見聞を広めるという意味でも大事』と述べた。悠仁さま自身も、最近は、海外で学ぶことの必要性を感じるようになってきたようだという」(朝日新聞Digital11月25日 18時47分)
今月半ばごろには東大や筑波大に進学するのかどうかが発表されるはずだが、その前に、秋篠宮が海外留学の可能性を示したのだから、私は、皇族方の多くが留学しているイギリスのオックスフォード大学の可能性が大きくなってきたと思う。
警備の問題などはあるが、若いうちに留学する、それも、日本の皇室と長い歴史をもつイギリスは、悠仁さんにとってベストの選択になると、私は以前からいってきた。
現代も、「海外で学び英語を身につける必要性を誰よりも強く意識されているのは、ひょっとすると紀子様かもしれません」(皇室ジャーナリスト)と報じている。
日本にいれば何かといわれるが、海外なら、悠仁さんものんびり好きなことに打ち込めるし、イギリスの帝王学を間近で学ぶことができる。
東大なんぞに行くことはない。
さて、ソニーが出版社のKADOKAWAを買収するそうだ。異業種間の買収は外国では珍しくないが、日本ではあまり聞かない。
出版社なんて買収したって何の得が? 文春によれば、ソニーは昔のソニーではなく、エンターテインメント事業が中核になっているから、KADOKAWAのコンテンツを取り入れ強化しようという目論見があるというのだ。
KADOKAWAは、会長の角川歴彦が東京五輪の贈収賄疑惑で逮捕されるなど、激震続きだが、意外にも社内では歓迎する声が多いというのである。
「周りの社員たちはソニーの買収を喜んでいます。というのも、サイバー攻撃による個人情報漏洩が起きても記者会見すら開かない夏野(剛社長=筆者注)体制に不満を持っている社員は一定数いる。ソニーが買収したらまず夏野社長を切るのではないかと期待しているのです」(ベテラン社員)
社長が嫌だから買収歓迎とは……。よほど夏野社長、嫌われているんだな。
ところで、嫌われ者といえば、石破茂首相を陰で動かす男といわれていた森山裕幹事長だが、強引に衆院選を石破にやらせ、結果、大惨敗したため、党内では彼に対する風当たりが強いようである。
埼玉県連が森山の更迭を求めたが、陰では、森山に対する批判が渦巻いているという。
そんな最中、読売新聞の森山と親しい記者が、11月19日、突然、配置換えになったというのである。
その記者は、2年以上森山番をしていて、森山に媚びへつらう質問ばかりするので、周りの他社の記者たちは呆れていたという。
また、森山に質問した他社の記者に、「森山先生に失礼だろ」と詰め寄ることもあったそうだ。
そうしたことへの苦情が読売新聞に寄せられ、それで、今回の配置換えになったのではないかといわれているという。
こういう記者のことを「権力の番犬」というのだ。こんなこともわからない記者が増えているようだ。これでは権力監視などできはしないわな。
さて、このところの松本人志の告訴取り下げで、再びクローズアップされているのが、「多目的トイレ不倫」のアンジャッシュ渡部健である。
テレビから消えてずいぶん経つが、渡部の地上波復帰は今のところ千葉テレビの『白黒アンジャッシュ』だけ。
それなのに松本人志は、会見も開かず、早ければ年明けにもテレビに復帰するというのは何たることか。そんな文脈で渡部が思い出されているようなのだ。
だが、地上波ではなかなか復帰が難しいが、YouTubeで渡部は39万人の登録者がいて、人気者だというのである。
グルメで有名だった渡部が、食レポをしたり、いい店を教えたりするサロンも順調で、月に何十万かは稼いでいるという。
それに妻の佐々木希は、女優として絶好調で、来年1月からは、TBSの火曜日の深夜ドラマで主演をするそうだ。
不倫がバレて、渡部は妻から外泊禁止にされているが、妻の佐々木のほうは外で記憶が怪しくなるくらいワインを飲んでいるという。
まあ、離婚しなかったんだから、それくらいは仕方ないだろうな渡部さん。
さて、お次は新潮のNHKの『紅白歌合戦』にまつわるお話。
去年はジャニー喜多川の性加害問題でテレビ局が旧ジャニーズ事務所(現SMILE-UP.)のタレント起用を自粛したため、NHKも紅白に出さなかったが、それもあって、歴代ワースト視聴率に泣いた。
そのため、「SMILE-UP.」が被害者の救済状況を発表したのを機に、NHK会長自らが、起用に踏み切ると会見で発言したが、蓋を開けてみれば今年も「SMILE-UP.」から出演者はゼロという事態になった。
これは、会長の記者会見の後にジャニー喜多川問題を深堀したNスぺが放送されたため、「SMILE-UP.」側が反発して、うちからは誰も出さないと宣告されたというのが真相らしい。
NHK側は当てが外れ、下手をすると去年を下回る視聴率になり、最悪、紅白打ち切りになるかもしれないと慌て、方々に声をかけているらしい。
その一つが、今回初出場をつかんだ演歌歌手・新浜レオン(28)だというのだ。新潮によれば、業界内ではある噂が広まっているという。音楽業界関係者によると、
「彼はB’zと同じ『B ZONE』グループの所属ですが、NHKはかねてからB’zの紅白招聘(しょうへい)が悲願でした。そのB’zは今年、NHK連続テレビ小説『おむすび』の主題歌を歌っており、サプライズ出場がささやかれていた。新浜がバーターで初出場を決めたのは明らかで、B’zの紅白初出場もこれで確定的だといわれています」
さらに今年の紅白で一番の“サプライズ”と熱望されているのが中森明菜(59)だそうだ。スポーツ紙デスクによると、
「明菜の活動に関して、障壁の一つとなっていたのが元カレの存在でした。彼女は前事務所の代表男性と交際していたのですが、2年前に関係を清算。新事務所を立ち上げたという経緯があります。男性は彼女の動きに激怒。一時期、各テレビ局に“過去の映像の権利などはうちで管理している。勝手に明菜の映像は使わせない”と触れ回っていました」
しかし、今年5月、そうした状況に変化が起きたという。
「新事務所の代表に男性の姉が就任。男性も矛を収めて、今は彼女とビジネス上の協力関係を再構築したとみられています」(同)
最大の問題をクリアした明菜は実際、5月以降、活動を本格化させている。
「7月には都内でファンクラブイベントを開催。また11月には、彼女が参加した香取慎吾のソロアルバムも発売されています。NHKも繰り返し彼女の特集番組を組んで復活を後押ししている。出場は現実味を帯びています」(同)
また歌手活動を休止していた氷川きよしの“復活”の舞台が紅白になるといわれているようだ。
私は、それよりも、懐メロ歌手たちのコーナーを1時間ぐらい取ってやったらいいと思うのだが。森進一、金井克子、小林幸子、いしだあゆみ、山本リンダなど「懐かしのあの顔この顔」を集めれば、旧ジャニーズよりもよほど視聴率が取れると思うのだが、いかがだろうか。
ところで、石破茂首相は党内でも追い詰められているのだろうが、よく踏ん張っていると感心している。
普通の神経ならとうに首相の座を放り投げているのだろうが、彼は案外、どこまでやれるかやってやろうと、案外、今の立場を楽しんでいるのかもしれない。
そうでなくては、あれほど批判記事を書いている文春の記者に、直に電話をかけてはこないだろう。
――小誌記者の質問にも石破首相は直接、返信をするかもしれない。いや、まさか……。
それでも11月24日夕、首相の携帯に「恥晒し外交」についての見解を問うメールを送ったところ、なんと夜になって折り返しの電話があった。
「あの〜、メール見ました、ご苦労様。色んなご指摘はあります。それはね……」
声の主は首相本人。朴訥とした調子で、外遊を振り返り始めるのだった。――
文春によれば、ペルーで開かれたアジア太平洋経済協力(APEC)首脳会議で各国首脳が談笑する中、石破茂首相(67)が議場の自席でひとり、手元の携帯電話をイジっていたという。近づいてきたマレーシアのアンワル首相に握手を求められ、笑顔で応じるものの、その体はどっしり椅子に座ったままだった。「恥晒しだ」と顰蹙を買った首相の振る舞い。首脳らとの会話もよそに、いつも携帯で何をチェックしていたのか。
「自身の評判に気を配り、ニュースは頻繁に見ている。議員や支援者らにもショートメールでこまめに返信しています」(首相周辺)
こうした「恥晒し外交」(文春)について石破はこう答えたという。
「それはね……、人に迷惑をかけては、とにかくいかんので。立場をちゃんと認識をして、ご指摘を踏まえて、最善を尽くしましょうと」
――それは外交マナーへの指摘に関して?
「そういうふうに見る人がいるわけで。やっぱり一番こう、……粗探しと言ったらいけませんね。何て言ったらいいんでしょう。もう三百六十度、気を使わないと、この仕事は勤まりませんよってことですね」
――タバコが吸えないストレスや、体調は?
「ありますけど、それがコントロールできないと、この仕事はいかんですよね」
そして最後にこういったという。
「そいう仕事なんですよ。それは。ああしたいこうしたいって言ったらもう勤まんない仕事なんですね……」
まあ石破さん、そう長いことないんだから、気張っておやりなさいな。そういってあげたくなるな。
お次は不祥事が相次ぐ野村證券に文春が斬り込んでいる特集。
11月26日、「オークラ東京」の平安の間で開かれる予定だった、野村証券が主催する「お取引先トップ感謝の会」が急遽中止になったという。
そりゃそうだろう。2022年には、岡山支店で顧客から9千万円以上を騙し取ったとして、野村の社員2人が逮捕され、一人に懲役3年6カ月の有罪判決が出た。
今年9月には、2021年に日本国債の先物取引で、グローバル・マーケッツ部門のトレーダーが不正に価格を操ったとして、金融庁が2176万円の課徴金納付命令を発した。
さらに7月28日、凶悪事件が発生した。
広島支店の営業マンだった梶原優星(29)が、顧客宅を訪問し、睡眠薬で眠らせて現金1800万円を奪い、家に火をつけて殺害しようとしたとして、強盗殺人未遂罪、現住建造物等放火罪で逮捕、起訴されたのだ。
こうした不祥事が発生する背景には、厳しい成果主義があると野村の関係者はいうのだ。
「野村は近年、成果に基づき報酬を払う『ペイ・フォー・パフォーマンス』を徹底しています。入社三年目までは定期昇給していきますが、四年目からアソシエイトとなり、成果主義的な賃金体系に変わる。“鬼門”は七年目。出世が早い社員は、シニアアソシエイトに昇進し、二十代が終わる頃には年収一千万円が見えてくる。逆にそうでない人は給与が伸び悩む。そのため、若いうちから猛烈に追い込まれるのです」
元社員のAがこう話している。
「私が教えられた野村の営業方法は、『ボケかけている小金持ち老人にとにかく投資させる』こと。自宅を訪ね、会話を重ね、親密な関係を築くフリをする――昭和時代のようなやり方です」
社員には厳しいノルマを負わせ、社長の奥田健太郎(61)の年収は5億円だという。
私なら、入社1年目に、アホらしくてこんな会社は辞めてしまうだろう。「株や」とはいいたくないが、時代が変わっても、内実は同じなのであろう。
さて、証券界のトップがこうなら、金融界の雄である三菱UFJでは、顧客の貸金庫から10数億円を奪った行員が逮捕されるという大不祥事が起きていたのである。
「怪しい噂もなかったし、羽振りが良いわけでもなかった。驚いていますし、『何をしているんだ』と憤慨する行員もいます」
こう語るのは、巨額の窃取事案が発覚した、三菱UFJ銀行の現役行員である。メガバンクの信用を揺るがす不祥事を引き起こした人物の「正体」が文春の取材で判明した。
同行が「元行員の不祥事について」と題したリリースを出したのは、11月22日のことだった。経済部記者がこう話している。
「2020年4月から2024年10月までの約4年半、東京都の練馬、玉川の2支店で、貸金庫に保管していた顧客資産を窃取していたことが明らかになりました。
10月31日、利用客から『貸金庫に入れていたものが減っている』といった趣旨の相談を受け、本人に確認したところ、盗んだことを認めた。資産を窃取していた当該行員は11月14日に懲戒解雇された。現在も外部の弁護士による調査が進められており、被害者は約60名、被害総額は十数億円。同行による被害補償がどうなるかにも注目が集まっている」
貸金庫というのはセキュリティ管理が厳格なはずなのに、なぜ、前代未聞の事件が起きたのか。三菱UFJは当該行員について詳細を明らかにしていないが、同行関係者は以下のように語っている。
「当該行員は、女性です。既婚者ですが、子供はいない。ショートカットで目が大きくて可愛らしい雰囲気。事案発覚時には玉川支店に勤務しており、窓口業務や貸金庫管理の責任者を務めていました。女優でいえば……」
和久井映見似だというのである。何やら映画に出てきそうな女性のようだ。昔の強盗は、銀行に忍び込んで貸金庫を爆破して金を奪うという設定が多かったが、なぜ、誰も気づかず、貸金庫にカネを預けていた顧客からの通報でしかわからなかったのだろうか。
この事件をフォローして、もっと詳しく知りたいものである。
お次はFLASHから。36歳にしては世界一かわいいといわれている重盛さと美というタレントには、実は同棲している彼氏がいたというのだ。
以下はSmartFLASH (11.25 12:00)からの引用。
〈グラビアアイドルとして活動していた重盛さと美が、全国的な知名度を得たのが、2010年10月からレギュラー出演したバラエティ番組『めちゃ×2イケてるッ!』(フジテレビ系)だ。
同番組で“おバカキャラ”として世間に認知されて以降、幅広く活動してきた彼女だが、近年のセカンドブレイクともいうべき人気ぶりは目覚ましいものがある。
「人気再燃のきっかけとなったのが、新型コロナウイルスによる外出自粛期間中の2020年に投稿したラップ動画です。同じ事務所の親友でタレントの礒部希帆と一緒に、日常をラップで歌ったこの動画は、視聴回数3500万回を超える大バズり。
以来、定期的に楽曲のアップを続け、現在のYouTubeチャンネル登録者数は32万人です。音楽系YouTuberとしての重盛の実力は、音楽業界でも高く評価されています。
また、彼女が関わった複数のアパレルブランドは若い女性層に支持され、新作を出せば売り切れ続出の人気ぶり。さらに、今年の10月には13年ぶりに自主出版の写真集『ANGEL』を出しましたが、36歳とは思えないキュートすぎる容姿が、『世界一かわいい36歳』とネットで絶賛されるなど、20代より断然輝いているように見えます」(スポーツ紙記者)
いまや、タレントだけではなく超人気インフルエンサー、さらにYouTuberとしても活躍する重盛。
「そんな彼女の多忙な日々を支える特別な男性がいる」
と証言するのは、重盛の知人だ。
「芸能活動を始めてから、恋人がいなかった時期がほとんどない重盛さんですが、相手から結婚をほのめかされた途端、逃げたくなって破局してきたんです。
また、『彼氏はいてほしいけど、一緒に生活するのはできない』と、本人から聞きました。ただ、現在、長くおつき合いしている男性がいるとか。音楽関係の仕事で知り合った会社員だそうですが、交際のことは事務所にも内緒にしているようですよ」(同)
この情報をもとに、取材を進めた本誌は、千鳥ノブ似の男性と重盛がパン屋をめぐり、公園でデートしている姿を激写した。重盛と行動をともにして、仲睦まじい様子の男性だが、彼こそが交際相手なのか――。
数日後、自宅で親友の礒部と待ち合わせ、YouTube動画のロケハンに出かけようとする重盛を直撃した。自宅に出入りしている男性と交際しているのか?
「お答えできません……」
驚きながらも、記者の質問をかわす重盛。だが、横で思わずうなずく素振りを見せたのは礒部だ。
「希帆ちゃん、ちょっと……何バラしてんの(笑)」
礒部の “うっかり暴露” に狼狽した重盛は、ついに観念した。
「もう……認めます! 6年半くらい仲よくさせていただいています。彼と知り合ったとき、希帆ちゃんも一緒だったんですけど、帰りの車で、『さっちゃん(重盛)、たぶんあの人とつき合う気がする』って宣言されたら、そのとおりになりました(笑)。私がめちゃめちゃアプローチしてつき合うことになりました。年上でいい男なんです」
だが、同棲については、明確に否定した。
「同棲はしていません。いつも彼が私の家に来てくれてるんですけど、料理上手なのでいろいろ作ってくれます。彼の料理を食べると、体調もよくなるんですよ! 結婚を考えないわけじゃないけど、希帆ちゃんから『私が結婚するまで結婚しないで』と言われているので。結婚は希帆ちゃん次第かな(笑)」
最後に、ファンへの思いを語ってくれた。
「20年間ずっと、ファンがいちばん大事です。彼氏よりもファンとの絆のほうが深いので、ぶっちぎりでファンが大好きです! この記事が出たら『ごめんなさい』と謝るけど……。でも私、ずっと彼氏が途切れてないことを公言してますから(笑)」
終始、丁寧な対応で取材に応じた重盛。いつかゴールインする日が来ても、“ファンファースト”は揺るがない。〉
重盛愛に溢れた記事である。なかなかいい娘さんなのだろうな。お幸せに!
さて、今週の最後の記事は、あの斎藤元彦兵庫県知事が、またまた引き起こした公職選挙法違反疑惑騒動を追った新潮と文春の記事。
特に、新潮はお得意の取材力を駆使して、PR会社の女性社長の実像に迫っていて読みごたえがある。
事の経緯は、連日のようにワイドショーなどで報じられているから大体お分かりだと思うが、ざっとおさらいしておこう。
11月20日、斎藤とかねてから知り合いで、今回の県知事選のPRを引き受けたPR会社「merchu(メルチュ)」の折田楓社長が、斎藤を再選させた原動力になったといわれるSNS戦略など、全てのものは私がやったのだと、SNSにアップしたのだ。
だが、斎藤から資金提供を受け、広報戦略を一手に引き受けていたとすれば、公選法違反になりかねない。
斎藤は記者たちに囲まれ問いただされると、「ポスター作りなどを頼んだだけで、SNS戦略は自分たちでやった」と、冷静な彼には珍しく汗を浮かべて抗弁し、後は弁護士に任せてあると逃げてしまった。
その後、斎藤の代理人弁護士が会見を開いたが、どうやら斎藤と十分な打ち合わせができていなかったと見えて、しどろもどろでつじつまが合わないところが多く、かえって疑惑は深まってしまったのである。
それはともかくとして、SNS戦略は自分がすべてやったと公言した折田は、雲隠れして行方不明である。
この女性なかなかの美形である。はて、どんな経歴で、どんな人物なのだろう。
折田の親族が新潮に語った彼女の素顔とは……。
「いつか痛い目に遭って、そのキラキラした世界は崩れると思っていたけど……。こんなにも大きな花火を打ち上げて、大炎上するとは思わなかった」
「全国的にも注目されて、すごい迷惑をかけているじゃないですか。兵庫県知事選もやり直しかもってね。彼女は県の仕事に関わって、自分の顔や名前をSNSでさらしてきた。自信も大きい分、ものすごくコンプレックスがあると思いますよ」
先にも触れたように、11月20日に彼女はネット上に〈兵庫県知事選挙における戦略的広報〉と題する記事を投稿し、この度の選挙戦における斎藤陣営のネット戦略を包み隠さず綴ったのだ。
こうした内容が公開された途端、SNS上では公職選挙法に違反するのではとの指摘が相次ぎ、大炎上となってしまったのである。
さらに、人々の関心は折田が以前からSNSにアップしているセレブな日常にも向けられている。実際に彼女のSNSを確認すると、派手な私生活を物語る投稿の数々があるという。
定価でも最低170万円するような高級ブランド・エルメスのバッグ「バーキン」を、大阪の大丸百貨店心斎橋店で購入した際の写真や、同じく高級ブランド、ルイ・ヴィトンのバッグを手に持つ姿の写真を投稿。ハワイや沖縄といったリゾート地へ旅した様子や、高級ホテルでアフタヌーンティーを楽しむ姿など……。
先の親族はこうもいう。
「楓の一家はキラキラしているように見えて、虚勢を張って生きてきたというか、実際のところはドロドロなんです。まぁ、そんな偏った育て方をされたら、彼女のような大人になってしまいますよ」
「彼女の父親は開業医になったけど、異母兄弟との仲が悪くて、取っ組み合いのけんかをするほどで、相続の際ももめましたからね。自分たちの家族がどれだけうまくいっているか、周りに大きく見せたいということなんでしょう。父親は自分の娘を溺愛して、幼い頃からドラムを習わせた、フランスへ留学させた、娘が企業を立ち上げたとか自慢話ばかりする人でね。その娘は娘で、慶應に入学したら同じ学部に芸能人がいたなんて得意気に話すので、田舎にいる親戚たちとも疎遠になっていったんです」
もっとも、折田の優秀さや人柄を評価する声もないわけではない。以前、折田と地域再生のプロジェクトに携わったという人物は、こう指摘している。
「今は結婚して旦那さんも同じ会社で働いているようですが、私が出会った頃の折田さんは独身で20代だった。スタートアップで起こしたばかりの会社のお嬢さん、というような感じで今ほど手広くはやっていなかったと思います。フランス留学、慶應、外資の銀行という経歴を考えたらてんぐになってもおかしくないのに、偉そうな感じは全くなくて腰が低い方でしたよ。仕事のレスポンスも速く非常に優秀。最近のSNSの投稿とは随分と印象が違うといいますか、派手な感じの子ではなかったのですが……」
「周囲の評価が極端に分かれるあたりは、斎藤知事にソックリだが……」(新潮)
今回のことは公選法違反だ、いや、そんなことはないと、外野席も喧しい。
私は、折田が出てきて喋れば、斎藤の脇の甘さが命取りになるかもしれないと思っているのだが。どちらにしても、この怪しげな斎藤フィーバーはまだまだ続きそうではある。(文中敬称略)
【巻末付録】
今週は現代だけ。
「沢口愛華 目覚めのとき」「斎藤恭代 裸足の女神」
どちらも可愛い。目の保養にはなるな。