パリ・サンジェルマン(PSG)がリヴァプール所属のエジプト代表FWモハメド・サラーに関心を寄せているようだ。12月1日、フランス紙『レキップ』や『ESPN』が伝えている。
現在32歳のサラーはバーゼルやチェルシー、フィオレンティーナ、ローマを経て、2017年夏にリヴァプールへ完全移籍で加入した。前線の主軸として公式戦通算369試合出場224ゴール100アシストという成績を残し、チャンピオンズリーグ(CL)制覇などのタイトル獲得に大きく貢献。在籍8年目の今シーズンもここまで20試合で13ゴール11アシストをマークし、プレミアリーグとCLで首位快走中のチームを牽引している。
サラーとリヴァプールの現行契約は2025年6月末で満了に。すでに契約最終年に突入しているが、現時点で契約延長の目処は立っていない。先日には選手本人が「もうすぐ12月になるが、まだクラブに残るオファーは受け取っていない」と発言するなど、その去就には大きな注目が集まっている。
この度『レキップ』や『ESPN』が報じたところによると、パリ・サンジェルマン(PSG)が来夏の移籍市場に向けてサラーの動向を注視しているとのこと。同クラブは以前からウイング(WG)の補強を目指しており、ナポリ所属のジョージア代表FWフヴィチャ・クヴァラツヘリアやチェルシー所属のイングランド代表FWジェイドン・サンチョに関心を寄せていたが、いずれも獲得に失敗。フリートランスファーでの獲得を視野に入れ、すでにサラーの代理人と接触している可能性もあるようだ。
リヴァプール残留に加え、サウジ・プロフェッショナルリーグやメジャーリーグ・サッカー(MLS)移籍も噂されているサラー。果たして選手本人はどのような決断を下すのだろうか。今後の動向に注目が集まる。