歌手の倉木麻衣が、12月7日に放送されるドキュメンタリー番組「堀米雄斗 スケートボード・ストリート“地獄の3年”奇跡の逆転劇」(NHK BS)のナレーションを務めることがわかった。倉木がテレビ番組のナレーションを担当するのは初めて。
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1999年にデビューして以来、唯一無二の歌声で歌手として確固たる地位を築き歩んできた倉木だが、デビュー20周年を迎えた2019年頃から新たなチャレンジがしたいという想いが強くなり、2019年1月にアニメ「名探偵コナン」に本人役で声優として出演。2021年2月には、コロナ禍に心を軽くしてもらいたいという想いで、マインドフルネスの瞑想ガイドを担当したりと、その声を生かした挑戦をしてきた。
そんな倉木が、今回新たに声を生かした挑戦としてナレーションを担当。番組は、パリ五輪で奇跡の大逆転を演じ、見事連覇を達成したスケートボード・堀米雄斗のドキュメントで、25歳の王者がどのように考え、行動を起こし、奇跡と呼ばれる大逆転を起こしたのか、本人のロングインタビューを交えながら感動と興奮のパリ五輪を振り返る。
今回のナレーションへのオファーには、倉木本人も驚きの経緯があった。
実は、2021年の年始に、こちらも新しい挑戦としてスケートボードにチャレンジしてSNSに投稿。直後にリリースしたアニメ「名探偵コナン」のオープニングテーマ「ZEROからハジメテ」のMVでも、“何度転んでも立ち上がり前を向いて進んでいく”という楽曲のテーマがスケートボードにトライする姿に重なるということで、倉木自身の発案によりスケボーシーンが織り込まれ、CDジャケットなどのビジュアルにも倉木のためにオリジナルで製作されたスケートボードが登場している。
今年25周年を記念したMUSEUM開催の際には、このオリジナルスケートボードのレプリカを限定発売したりと、本人の上達はさておき、スケートボードとの関係が続いてきたのだが、この噂を耳にした番組スタッフより、“スケボーに縁がある人”ということで、今回、倉木に白羽の矢が立った。
収録当日は緊張の様子だったが、何度も言い直したりトライを重ねて満足のいく仕上がりになった様子。12月4日に公開された倉木の公式ブログでは「堀米雄斗さんのドキュメンタリーを通して居場所は違いますが、まるで自分が経験したキモチとリンクする部分もあり、自分自身を振り返っているような感覚にもなりました」など、今回の初ナレーションへの想いが綴られた。
倉木は「『ZEROからハジメテ』という楽曲でミュージックビデオやテレビ出演時にスケボーにチャレンジしたことがあり、このたび、素晴らしいご縁をいただいて、ドキュメンタリー番組の世界に寄り添えるように初めてナレーションに挑戦させていただきました!どんな状況にあっても諦めず何度も恐れずに夢にチャレンジする前向きな堀米さんの姿に、私も勇気や希望をいただきました!皆さんも、ぜひ!ご覧いただけたら嬉しいです」とコメントを寄せている。
元記事はこちら:https://www.narinari.com/Nd/20241291840.html