【動画】見えない左眼を押さえうずくまる敢助と、涙を流す小五郎―劇場版『名探偵コナン 隻眼の残像』特報
原作者・青山剛昌によるコミックスが106巻を超え、全世界で累計発行部数2.7億部を突破、テレビアニメシリーズも放送1100回を超えるなど、勢いがとどまることを知らない「名探偵コナン」。さらに原作30周年を迎えた今年公開された劇場版27作『名探偵コナン 100万ドルの五稜星(100まんドルのみちしるべ)』は、興行収入157億円を突破、シリーズ史上最高興収を更新するという前代未聞の記録を達成した。劇場版シリーズとしては累計観客動員数も1億人を記録した劇場版『名探偵コナン』の最新作が始動する。
長野県・八ヶ岳連峰未宝岳(みたからだけ)。長野県警の大和敢助が雪山で“ある男”を追っていた時、不意に何者かの影が敢助の視界に。気をとられた瞬間、“ある男”が放ったライフル弾が敢助の左眼をかすめ、大きな地響きとともに雪崩が発生。そのまま敢助を飲み込んでしまう―。
10ヵ月後。国立天文台野辺山の施設研究員が何者かに襲われたという通報を受け、雪崩から奇跡的に生還した敢助と、上原由衣が現場へ駆けつけた。事情聴取のさなか天文台の巨大パラボラアンテナが動き出すと、負傷し隻眼となった敢助の左眼がなぜか突如激しく疼(うず)きだす。
その夜、毛利探偵事務所に、小五郎の警視庁時代に仲の良い同僚だった“ワニ”と呼ばれる刑事から電話が入った。未宝岳で敢助が巻き込まれた雪崩事故を調査しており、事件ファイルに小五郎の名前があったという。後日会う約束を交わした小五郎にコナンもついて行くが、待ち合わせ場所に向かっていた途中、突然銃声が響き渡り…。
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その後、長野県警の同僚で、敢助の幼なじみである諸伏高明と上原由衣、黒田管理官、目暮警部、刑事の佐藤、高木といった警視庁捜査一課の面々に加え、私立探偵(安室透)や、潜入捜査している黒ずくめの組織(バーボン)としての顔も持ち、トリプルフェイスを使いこなす公安警察・降谷零、その部下・風見が続々と登場し、東京と長野の警察組織を取り巻く大きな事件を予感させる。
映像にはそのほか、警視庁時代に仲の良かった同僚のあだ名を叫び、顔を覆って涙を流す小五郎の姿も。いつものお調子者の様子は一切なく、深刻な状況であることが伝わってくる。ラストで「ついてくるな、遊びじゃねえんだ」と真剣な声で告げる小五郎の言葉に込められた想いとは? 警察組織を取り巻く重厚なミステリーを濃縮した、本編への期待がふくらむ映像となっている。
併せて解禁されたのは、“DETECTビジュアル”と称したビジュアル。中央で不敵に笑うコナンと、左右から鋭い視線を向ける小五郎と敢助の“片目”がのぞく姿が印象的なデザインだ。「DETECT」の文字には銃弾で打ち抜かれたような跡も見られ、緊迫したシチュエーションと激しいアクションを予感させるビジュアルとなっている。
劇場版『名探偵コナン 隻眼の残像』は、2025年4月18日公開。
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