ティーン向けドラマ『ビクトリアス』でブレイクを果たし、歌手として活躍中のアリアナ・グランデが、人気ブロードウェイミュージカルを映画化した『ウィキッド ふたりの魔女』で初の演技賞を獲得。これから本格化するアワードシーズンに期待が高まっている。
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『オズの魔法使い』に登場する西の悪い魔女・エルファバと南の良い魔女・グリンダの知られざる友情を描く本作で、グリンダを演じているアリアナが、2025年1月3日にパームスプリングスコンベンションセンターで開催されるパームスプリングス国際映画賞にて、ライジングスター賞を贈られることが明らかになった。
映画祭委員長は声明で、「『ウィキッド』でアリアナ・グランデが演じたグリンダは、彼女の音楽の才能と見事な性格描写、そして非の打ちどころのないコメディ感覚を美しく融合した力強い演技で、新たな高みに到達しました」と称賛。「世界的なパフォーマーでもある彼女は本作で初めて大作映画に主演しましたが、スムーズに移行し、マルチで疑いのない才能を証明しました。この役は、女優としてこの先獲得するであろう多くの称賛の始まりになることは間違いありません」と続けた。
Varietyによると、これまでライジングスター賞は、ガル・ガドットやアナ・ケンドリック、スカーレット・ヨハンソン、ジェニファー・ローレンス、アリシア・ヴィキャンデルらが受賞しているそう。それぞれ、後にアカデミー賞候補となるなど、活躍している。アリアナは本作で、早くもアカデミー女優賞の最有力候補と目されており、今後の期待が高まる。