二宮和也、実写版【推しの子】に出演! 髪を染め上げ、“カミキヒカル”役に挑む

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2024年12月06日 00:41  クランクイン!

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カミキヒカル役を務める二宮和也  (C)赤坂アカ×横槍メンゴ/集英社・東映 (C)赤坂アカ×横槍メンゴ/集英社・2024 映画【推しの子】製作委員会
 嵐の二宮和也が、20日公開の映画『【推しの子】‐The Final Act‐』で、謎に包まれた男“カミキヒカル”役を務めることが決定。5日に配信されたドラマシリーズの第8話に登場し、明らかになった。

【動画】二宮和也のかつてないほど狂気に満ちた芝居がすごい 映画『【推しの子】』ファイナル予告

 本作は、伝説のアイドルのアイ(齋藤飛鳥)の子供として転生した双子のアクア(櫻井海音)とルビー(齊藤なぎさ)が、それぞれの思いを抱きながら一筋縄ではいかない芸能界へと突き進んでいく物語。突如奪われた平穏な日常。アイ殺害を企てた真犯人を突き止めるべく、あらゆる手段で芸能界をまい進するアクアらがたどり着いたのは、生前アイの口から決して語られることのなかった“実の父親”の存在だった。

 11月28日からPrime Videoで配信が始まったドラマシリーズは、SNS上で「再現度が高い」や「一気見した」と早くも評判。5日の21時から配信開始となったドラマ(7、8話)では、アイの死の真相へと着実に近づくアクアが“カミキヒカル”という人物の名を挙げ、強い復讐心を燃やすシーンも描かれる。唯一の手掛かりは、かつてアイが通っていた劇団のワークショップに同じく在籍していたという情報のみ。“カミキヒカル”はアクアとルビーの父親なのか、そしてアイを死に至らしめた真犯人なのか―すべては謎に包まれているが、物語の重要なカギを握る人物であることは確かだ。

 そして今回、そんなアクアとルビーにとって最大の宿敵となりうる謎の男の“カミキヒカル”役に、二宮和也が決定。数々の話題作に出演し、日本アカデミー賞最優秀主演男優賞を含めて優秀主演男優賞を複数回受賞という快挙を成し遂げた誰もが認める実力派俳優・二宮が、かつてないほど狂気に満ちた怪演でアクアらの前に立ちはだかる。

 二宮の起用にあたり、本作の企画立ち上げの第一人者でありプロデューサーの東映・井元隆佑は、「実写【推しの子】、モノづくりの最後の仲間が二宮和也さんです。髪を染め上げ、カミキヒカルの『正しい嘘』を丁寧かつ大胆に演じて頂きました。彼のひとつひとつの芝居を、一生忘れないと思います」とコメントを発表。かねてから原作ファンであったという二宮は、「もちろん色々な意見があるかもしれないですが、『カミキヒカルを誰がやるんだ』と気になっている【推しの子】のファンの皆様が、なるべくポジティブに見てみたいなと思えるようなことが出来たら、僕が呼ばれた意味もあるんじゃないかと。そうした思いで参加させていただきました」と、オファーに対する熱い心境を告白。「スタッフ・キャスト全員が【推しの子】という作品に敬意を持って参加しています。是非それぞれの楽しみ方で楽しんでいただければと思っています」と願いを込めた。すでに公開済みの本ポスタービジュアルもアップデート。二宮演じるカミキヒカルが圧倒的存在感を放つ。

 併せて公開された映画『【推しの子】-The Final Act-』ファイナル予告では、二宮演じるカミキヒカルがついにアクアの前に現れ、直接対峙(たいじ)する緊迫のシーンが映し出されている。険しい眼差しを向け復讐を語るアクアに対し、「それは僕への?」と静かに微笑み問いかけるカミキ。アイを巡り激しく交錯する二人の想いは、物語をいかなる結末へと導くのか。そして冒頭に浮かび上がる「15年の嘘」が示す意味、ラストでむせび泣くアクアの涙の理由とは…。

 さらに、少年時代のカミキヒカル役には、是枝裕和監督作『怪物』(2023)で映画初出演を果たし、14歳にして「第66回ブルーリボン賞」新人賞に輝いた黒川想矢が決定。黒川演じるカミキの憂いを帯びた繊細な表情は予告映像でも垣間見え、二宮との時代を超えたアンサンブルにも期待が高まる。

 映画『【推しの子】‐The Final Act‐』は、12月20日より全国公開。ドラマシリーズは、Prime Videoにて世界独占配信中(全8話)。
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