● 大きくてド派手なリアウイングを付けたスポーツカーですね! こういうパーツはクルマを買ってから後付けでカスタムするケースが多そうですが、なんとこのウイング、純正だそうです。さて、このクルマはなんでしょう?
デートカーが最後のモデルチェンジで…
もともとはデートカーだったクルマが、最後の最後にスポーツカーとしての本性を現した、といった感じでしょうか。
――正解は次のページで!● ○問題をおさらい!
正解はこちら!
○【答え】日産「シルビア」(S15)の「スペックSエアロ」グレード
S15シルビアは1999年に登場した最後のシルビアです。
シルビアはもともと、バブル時代を象徴するデートカーでした。ところがS15シルビアは、完全なスポーツカーとして開発されています。
後輪駆動のスポーツカーらしい走りはもちろん、美しいスタイリングも堪能することができるクルマです。そのため、今も多くのファンから愛されています。
ドリフト競技では長年にわたって無敵を誇り、最新の高性能モデルが出てきた今でも、優勝争いに必ず絡んできます。
写真のS15シルビアは「スペックSエアロ」というグレードです。その名の通りエアロパーツを装着したグレードですが、まるでチューニングカーのようなピラーメーターが付いていたり、フォグランプが標準装備だったりと見どころの多いクルマでもあります。フロントシートとドアトリムがオレンジ色のスエード調モケットになるインテリアパッケージも選ぶことができました。
本記事掲載の車両は車高調整式サスペンション(車高調)でほどよくローダウンされていて、そこにボディ同色のレイズ製ホイール(TE37)を装着しており、よりスタイリッシュな見た目に仕上がっています。
S15シルビアといえばターボモデルの「スペックR」が有名ですが、こちらの「スペックS」はノンターボになります。「スペックSはノンターボだから物足りない」と思うユーザーも多いかもしれませんが、最初に乗るスポーツカーとしては十分過ぎるくらいのポテンシャルがあります。もしくは、ベテランのドライバーであれば、これをベースにバリバリのドリ車に仕上げてもいいかもしれません。
なお、この車両は「ガレージカレント直販センタ」にて購入できます。
ガレージカレント直販センタは、国産スポーツカーを中心としたネオクラシック名車専門店で、お客様から買い取ったばかりの新鮮なおクルマをリーズナブルな価格でご提供しています。「旧車王」の運営元であるカレント自動車株式会社が展開する販売店のひとつです。
それでは、次回をお楽しみに!
○監修: 旧車王(https://www.qsha-oh.com/)
「旧車王」は20年以上の実績を誇る、全国出張型の旧車専門の買取サービスです。スポーツカーや特殊なモデル、希少車も多く取扱っております。旧車王の特徴は、お客様の愛車を査定ではなく「鑑定」し、高価買取を実現していることです。「鑑定」とは、年式や走行距離、グレードだけでなく、機関系の状態や足回りの状態、下回りの錆やステアリングの状態、車台番号とエンジン番号の確認などさまざまな情報をもとに旧車の価値を見極めることです。また、車輌そのものの状態だけではなく、お客様の愛車に対する想いまでを汲み取り、買取金額に反映いたします。大事なおクルマを責任をもってお預かりし、長い歴史が刻まれた旧車を「自動車文化遺産」として次世代へつないでいくため、次のオーナー様へと橋渡ししております。()