2025年ル・マン24時間は予選方式が変更『ハイパーポール』の進出台数増、2ステージ制を採用へ

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2024年12月06日 11:50  AUTOSPORT web

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2024年ル・マン24時間での『ハイパーポール』セレブレーションの様子
 ACOフランス西部自動車クラブは12月5日、2025年6月に予定されるル・マン24時間レースの予選/ハイパーポールに関するルール変更を発表した。『予選』セッションから『ハイパーポール』へと進出する車両がすべてのクラスで増加し、さらに『ハイパーポール』は『H1』『H2』という2ステージのノックアウト方式に分割されることになる。

 ル・マンの予選は2024年まで、『予選』セッションでの各クラス上位8台が、最終予選『ハイパーポール』へと進出し、スターティンググリッド上位を争う方式が採られていた。

 2025年は6月11日水曜日に、LMP2およびLMGT3チームが参加する30分間の『予選』セッションが設けられる。ここでの各クラス上位12台が、翌日のハイパーポールへと進出し、上位グリッドを争うことになるという。水曜日にはその後、ハイパーカークラスのみの予選セッションも行われ、このクラスからは上位15台が翌日のセッションへと駒を進める。

 木曜日のハイパーポール(H1=20分間、H2=15分間)においても、セッションは『LMP2&LMGT3』と『ハイパーカー』に分割。LMP2とLMGT3のH1からは上位8台がH2へと進出し、ハイパーカーではH2進出車両は上位10台となる。

 ACOはこの変更について「競技者と観客に、これまで以上に素晴らしいレース体験を提供するため」予選方式を見直した、としている。

 なお、このフォーマット変更はル・マンのみに適用されるものとみられており、WEC世界耐久選手権のその他のラウンドでは、2024年と同じハイパーポール・フォーマットが採用される予定だ。

 2025年のル・マン24時間レースへのエントリーリクエストは、12月5日に開始されている。

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