ZEROBASEONE、初海外ツアーで「ボイプラ」からの足跡辿る楽曲&演出「お互いの愛情も“TIMELESS”ということを結果で証明します」【TIMELESS WORLD セットリスト&ライブレポ】

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2024年12月06日 12:04  モデルプレス

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「2024 ZEROBASEONE THE FIRST TOUR [TIMELESS WORLD] IN JAPAN」(撮影:白石達也)
【モデルプレス=2024/12/06】グローバルボーイズグループ・ZEROBASEONE(ZB1 読み:ゼロベースワン/略称:ゼベワン)が4日〜5日、神奈川・Kアリーナ横浜にて「2024 ZEROBASEONE THE FIRST TOUR [TIMELESS WORLD] IN JAPAN」を開催。ここでは4日公演の様子をレポートする。

【写真】ZEROBASEONE、横浜に降臨

◆ZEROBASEONE、初の海外ツアー開催

2023年、グローバルボーイズグループデビュープロジェクト「BOYS PLANET」から誕生したZEROBASEONE。全98人から1位〜9位に輝いたソン・ハンビン、キム・ジウン、ジャン・ハオ、ソク・マシュー、キム・テレ、リッキー、キム・ギュビン、パク・ゴヌク、ハン・ユジンの多国籍9人で構成されている。

本公演はグループ初の海外ツアーの日本公演。9月より全世界8都市をめぐり、最後の都市がこの横浜となった。

◆ZEROBASEONE、時空を超える“TIMELESS”なライブ開幕

会場が暗転しファンが息を呑むと、スクリーンには各メンバーの「BOYS PLANET」時代を振り返るVCRが映し出された。その映像は、彼らの歩みを追体験するようでありながら次のステージへの扉を開く導入で、まさに“TIMELESS”な世界観を体現。「Solar POWER」が流れ、9人がメインステージに現れた瞬間、Kアリーナ全体が震えるような歓声に包まれた。

続く「Road Movie」では物語を紡ぐようなパフォーマンスの最後にハオのバイオリンを弾く振り付けが華を添え、観客の心に深く刻まれるクラシカルな演出となっていた。

◆ZEROBASEONE、ユニークな自己紹介で沸かす

息つく間もなく、ステージはさらに熱を帯びる。疾走感溢れる「Take My Hand」から、エネルギーたっぷりの「New Kidz on the Block」へと流れる展開は、観客の盛り上がりを引き出す仕掛けそのもの。ハンビンが「楽しむ準備はできていますか!?」とZEROSE(ゼロズ/ファンネーム)に呼びかけると、会場中から響くレスポンスがさらに熱気を加速させた。ここから「KILL THE ROMEO」に至るまで、会場のボルテージは一気に上昇した。

3月には同会場で日本初のファンコンサートを行ったZEROBASEONEだが、ハンビンは「ZEROSEただいま〜!」と笑顔を見せ、9人それぞれ個性豊かな自己紹介で魅了。テレは「もうZEROSEに照れないテレです」、マシューは「僕はあなたのかっこいい彼氏ですよ、ZEROSE誰にも渡さないよ」など、ユニークな決めゼリフから胸キュンワードまで9人9色のコメントが飛び出した。

◆ジャン・ハオ「Always」堂々ソロ歌唱

「CRUSH (Japanese ver.)」「In Bloom (Japanese ver.)」とアルバムタイトル曲の日本語バージョンを2曲終えると、「Insomnia」ではソファーを使った遊び心たっぷりの振り付けで視線を釘付けに。その愛らしい動きに歓声が止むことはなかった。

「Good Night」で美声を響かせると、「BOYS PLANET」1位デビューを果たしたハオだけが残り、初ソロ曲「Always」を堂々と歌い上げた。そのステージには彼の揺るぎない自信と、ファンへの感謝が詰まっていた。

◆「BOYS PLANET」の足跡を辿る演出

続いて「BOYS PLANET」コンセプト評価の課題曲メドレーへと移り変わり、ジウン、マシュー、リッキー、ゴヌクが「Over Me」、ハンビン、テレ、ギュビン、ユジンが「Switch」をユニットで披露し、全員で「En Garde」「Say My Name」もパフォーマンス。過去の歩みを再現しながらも現在の進化を感じさせる彼らのパフォーマンスに会場は興奮の嵐に。

そして「BOYS PLANET」のシグナルソングである「Here I Am」ではスクリーンに映し出されたファンとメンバーが2画面で一緒にポーズを決める場面が織り込まれ、特大級のファンサービスに。ジウンがファンの映る方向に向かって跪き指輪を差し出すような仕草をした際には、会場中から悶絶の声が巻き起こった。

◆ZEROBASEONE「GOOD SO BAD」を“おかわり”

今度は雰囲気を一変させるように「Dear ECLIPSE」「Hot Summer」とSEXYな楽曲でステージを彩った9人。色気たっぷりのパフォーマンスは観客の視線を完全に奪った。

MCでは、チャレンジしてみたい他メンバーのパートをそれぞれ発表。ハンビンのリクエストをきっかけに、ジウン、マシュー、ギュビンが「BOYS PLANET」で披露したMONSTA Xの「Love Killa」の一節を踊る場面もあり、会場を思いっきり沸かせていた。

終盤には「SWEAT」「Kidz Zone」「Feel the POP (Japanese ver.)」とZEROBASEONEらしい爽やかさとエネルギッシュさを兼ね備えた楽曲が続き、最後の「GOOD SO BAD (Japanese ver.)」では、終了後にユジンが「ZEROSEもう1回!?」と問いかけ、サビを繰り返し。ハンビンが「(終わるのが)惜しいですか?もう1回!?」とさらに“おかわり”し、熱狂が最高潮に達して本編は幕を閉じた。

◆キム・ギュビン「ZEROSEのお互いの愛情も“TIMELESS”」

アンコールでは、ユジンはうさぎ、ハンビンはクマの耳がついた帽子、ジウンはキツネのカチューシャを装着するなど、ツアーTシャツに合わせた個性的なコーディネートもファンを楽しませ、まずは日本デビュー曲「ゆらゆら -運命の花-」を披露。「Sunday RIDE」「Only One Story」を歌い終えると、1人ずつ日本語でZEROSEへの想いや感謝を伝える時間となった。

ギュビンは「僕たちとZEROSEのお互いの愛情も“TIMELESS”ということを結果で証明します」とツアータイトルにかけて誓い、ハオは「できればツアーが永遠に終わらず、毎日ステージで皆さんに会えたらいいなぁと思います。そして皆さんが僕と僕たちの曲を好きでいてくれるのを後悔しないように、僕たちがもっとかっこいいステージをお見せしていきたいと思います」と決意を明かした。

リーダーのハンビンは「今年のファンコンのときにここに来ましたが、そのときよりは一層成長した姿でステージに立つことができて感慨深いです。皆さんと僕という花びらが始まって、一つの花になっていく感じがしてとても感動しました。これからも僕たちずっと花でいましょう」と愛溢れるメッセージを伝え、ゴヌクは「初めて日本で単独公演をした場所でツアーの最後を飾ることができて胸がいっぱいです。そのときと変わらずこの会場を青い光で染めてくれてありがとうございます。これからも皆さんが青い光を輝かせることができるようにたくさん会いに来ますね!大好き〜!」と宣言した。

◆最年少ハン・ユジンをハグ…「HELLO」で温かく締めくくる

ラストのバラード「HELLO」では9人それぞれファンと目を合わせてZEROBASEONEとZEROSEだけの空間を噛み締めながら歌唱し、会場全体を優しく包み込んだ。最後のパートを担った最年少のユジンにハオが思わずハグをし、それを合図にメンバーたちがぎゅっと寄り添う…この瞬間は観客の心に刻まれ、今回の公演はZEROBASEONEの一層深まった絆、そして彼らとZEROSEの心の繋がりを改めて確認できる時間となった。(modelpress編集部)

◆「2024 ZEROBASEONE THE FIRST TOUR [TIMELESS WORLD] IN JAPAN」セットリスト

1.INTRO + Solar POWER
2.Road Movie
3.Take My Hand
4.New Kidz on the Block
5.KILL THE ROMEO
6.CRUSH (Japanese ver.)

7.In Bloom (Japanese ver.)
8.Insomnia
9.Good Night
10.Always
11.Over me
12.Switch
13.En Garde
14.Say My Name
15.Here I Am

16.Dear ECLIPSE
17.Hot Summer
18.SWEAT
19.Kidz Zone
20.Feel the POP (Japanese ver.)
21.GOOD SO BAD (Japanese ver.)

―アンコール―
22.ゆらゆら -運命の花-
23.Sunday RIDE
24.Only One Story
25.HELLO

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