中山美穂さん死去、若いころに抱えていた“苦悩”と50歳を前に語っていた「心境の変化」

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2024年12月06日 16:20  週刊女性PRIME

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週刊女性PRIME

中山美穂さん

 12月6日正午ごろ、東京・渋谷区の自宅で、俳優の中山美穂さんが亡くなったことがわかった。

50代目前で語っていた心境の変化とは

 中山さんが仕事に姿を見せなかったことから仕事関係者が自宅を訪問したところ、浴室で倒れているのが見つかったという。

午後2時過ぎにスタッフのXで、体調不良を理由に6日開催予定だった『Miho Nakayama Christmas Concert 2024 in Billboard Live』の公演中止が発表されていましたが、まさかお亡くなりになっていたとは……」(スポーツ紙記者)

 10日には神奈川、15日には東京公演も控えていた中山さん。現在、警視庁などが亡くなった経緯について調べているという。

 '20年に『週刊女性』のインタビューに登場した際、50代を迎えるにあたり心境に変化があったことを語っていた。

しばらく仕事から離れていた時期がありまして、“もう、やらないんだろうな”という印象を持たれていたんじゃないかと思うんです。だから、積極的にやりますよ! っていう姿勢を見せたくて(笑)

 映画『蝶の眠り』で演じた遺伝性アルツハイマー病に侵された人気作家や、ドラマ『黄昏流星群』での娘の婚約者に惹かれてしまう母親。

 映画『108〜海馬五郎の復讐と冒険〜』では年下ダンサーと浮気する妻を演じるなど、近年は刺激的な役柄にも果敢に挑戦を続けていた。

若いころと違って幅の広い役をいただける。それが、楽しいんです。よい作品、よい監督、よい脚本というのがいちばんで、そう感じる作品ならなんでも引き受けたい

 '20年に放送されたWOWOW『連続ドラマW 彼らを見ればわかること』で再婚相手とともに、ひとり息子を育てながら人気レディコミ漫画家を演じることについて、こう語っていた。

「若いころは、無理に大人にならなくちゃいけないと思っていました。物事ひとつひとつをものすごくまじめに考えていたし、ひとりですべて抱えていましたね。みなさんが持ってくださるイメージを壊しちゃいけないというのもありました。いまは、いい具合で自由になった気がします。人生の大きな節目はいろいろありましたが、この瞬間から変わったということはなくて。気づいたら、こうなっていました

 また50歳になることについて、

特別な思いが本当にないんですよ。“あぁ、50歳か”も“ついに50歳”もなくて。何か考えたほうがいいですかね(笑)

 と笑いながら語っていたが、その笑顔はもう見られなくなってしまったーー。

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