立体迷路崩落で3人書類送検=業務上過失傷害容疑―兵庫県警
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2024年12月06日 18:31 時事通信社
兵庫県加東市の遊園地で2021年、木造立体迷路の3階部分の床が抜け6人が重軽傷を負った事故で、県警は6日、業務上過失傷害容疑で、当時の支配人ら3人を書類送検した。捜査関係者への取材で分かった。
事故は21年10月10日午後、加東市にある「東条湖おもちゃ王国」の木造5階建て立体迷路「カラクリ迷宮のお城」で発生した。3階の床が抜け落ち、小学生ら7人が約2.4メートル下に転落。うち7〜38歳だった男女6人が腰の骨を折るなどの重軽傷を負った。
3人の送検容疑は、立体迷路の十分な点検を怠って床板を支えていた梁(はり)の腐食などを見抜けず、事故を招いた疑い。
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