セレクト4.1億円の超良血 連勝で待望のオープン入りなるか

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2024年12月06日 20:00  netkeiba

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オープン入りを目指すホウオウプロサンゲ(今年2月撮影、ユーザー提供:あすりさん)
 待望のオープン入りとなるか。4.1億円馬のホウオウプロサンゲ(牡3、栗東・矢作芳人厩舎)が、土曜中山11Rの常総ステークス(3歳上・3勝クラス・芝1800m)で連勝を狙う。

 ホウオウプロサンゲは父キズナ、母セルキス、母の父Monsunの血統。半兄のヴェロックスは19年の若葉Sの勝ち馬で、牡馬クラシックでも2着、3着、3着と活躍。この血統が評価されて、21年のセレクトセール当歳では4億1000万円(税抜)の高値となった。

 昨年8月の未勝利(小倉芝1800m)で初勝利。しかし、その後は悔しいレースが続いた。アイビーSがダノンエアズロックの2着、若葉Sがミスタージーティーの2着。善戦するものの勝利には手が届かず、皐月賞では11着に大敗した。しかし、その後のリフレッシュが奏功した。休み明けだった8月札幌の1勝クラス(芝1800m)を勝つと、続くフィリピンTこそ5着に敗れたが、前走の北野特別で2勝クラスを卒業。今回は昇級戦となるが、スムーズに自分の形に持ち込めれば十分に通用するだろう。

 育成段階での評価を考えれば、条件クラスでの足踏みは許されない。ここも突破して、重賞戦線へと駆け上がってほしい。

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