今季8勝10敗のBリーグ3部(B3)の新潟アルビレックスBBは7、8日の第11節、同じ8勝10敗の山口パッツファイブをホームのアオーレ長岡に迎え撃つ。6日は試合会場で調整を行った。
特別指定選手のPG青木汰斗(20、明星大2年=北越出)の初出場初先発が濃厚だ。3連敗中のチームの起爆剤になる。
全体練習後の自主練習中に、青木は鵜沢潤監督(43)に告げられた。「明日、使うぞ」。攻撃のフォーメーション確認ではPG五十嵐圭(44)と同じ先発組でSGに入っていた。半ば覚悟はしていたが、指揮官のひと言に「うれしいです」と気を引き締めた。
鵜沢監督は「シンプルにいい。シュート力がある」と抜てきの理由を明かす。初めてベンチ入りした徳島ガンバロウズ戦(11月23、24日)は出番がなく、前節の横浜エクセレンス戦(29、30日)も腰を痛めて離脱したが、今月に入って4日からの練習では得意のシュート、ハードな守備で猛アピールしていた。
普段から五十嵐、SG川村卓也(38)の元日本代表コンビの会話には耳を傾ける。先輩に自分から質問も投げかける。「みんないろいろなことを考えている。勉強になる」と向上心は旺盛だ。山口戦に両親らが観戦に来ることも発奮材料。「まず初得点は決めたい」と、がむしゃらな姿勢でチームを活性化させる。【斎藤慎一郎】
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○…SG川村のホーム初先発が濃厚だ。前節のアウェー横浜EX戦(11月30日)2戦目に続いて2戦連続になる。「ホームのスタメンはやはり違う。お客さんを盛り上げたい」。前回のアオーレ長岡での金沢武士団戦(11月17日)では、西宮ストークス(現B2神戸ストークス)に在籍していた22年5月8日のB2プレーオフ熊本ヴォルターズ戦以来924日ぶりに3点シュートを決めMIPに選ばれた。「今度はMVPを取ってマイクを持ちたい」と大暴れを誓った。
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