<バスケットボールBリーグ1部(B1):横浜BC80−72宇都宮>◇7日◇第10節◇横浜BUNTAI
宇都宮ブレックスが痛い逆転負けを喫した。第3クオーター(Q)終了時点で8点リードも、第4Qに29失点。足が止まり、相手の反撃を跳ね返す力がなかった。
渋い表情で会見場に現れたケビン・ブラスウェル監督は「とても悔しい負け方。第4Qは相手のローテーションに順応できなかった。自分がしっかりやるべきだった」と振り返った。6日の天皇杯・群馬戦は46−66で惨敗。「水曜日(6日)よりは集中力があった」と、得点力は戻ってきたが、勝負どころで踏ん張る力は出てこなかった。
今シーズンは接戦が多く、実績のある選手たちの出場時間がどうしても増えてしまう。この日も比江島慎の34分13秒を筆頭に、ベテランがコートに立つ時間が長かった。
「今の状況では若い選手たちをコートに立たせるのはタフな状況」とブラスウェル監督。一方で、24歳の高島紳司が第1Qに攻守にハッスルしてチームに流れを引き寄せたように、若い力は勢いを呼ぶ。
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「試合数の多い12月は最初からタフなチャレンジになるとチーム内でも話をしていた。今日は第3Qまでは良いバスケができていた。明日(8日)はいい結果を出したい」
ブラスウェル監督の苦悩はどこまで続くのか。【沢田啓太郎】
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