俳優の鈴鹿央士と松本穂香がW主演を務めるフジテレビ系月9ドラマ『嘘解きレトリック』(毎週月曜 後9:00)の最終話(16日放送)のゲストとして加藤小夏、兼光ほのか、福山翔大の出演が決定した。
【写真】つぶらな瞳で鹿乃子を見つめる左右馬…『嘘解きレトリック』第6話場面カットが盛りだくさん 本作は、やたら鋭い観察眼を持つ借金まみれの貧乏探偵・祝左右馬(鈴鹿)と、嘘を聞き分ける奇妙な能力者・浦部鹿乃子(松本)の異色コンビが「ウソ」と「マコト」が入り交じる綾糸のごとき難事件を解決していくレトロモダン路地裏探偵活劇。
加藤が演じるのは、祝探偵事務所に住むことになった謎の女性・青木麗子(あおき・れいこ)。左右馬が家賃を滞納中の大家さんが、思い詰めた様子の麗子を発見。見知らぬ女性を住まわせることに気乗りしなかった左右馬だが、“事務所にしばらく置いてあげれば、たまっている家賃をなしにしてあげる”という大家さんからの手紙を読んだ左右馬は、「鹿乃子くん、(麗子に)居ていただきましょう」と快諾する。鹿乃子も同意するものの、新たな同居人として突然現れた美女・麗子の挑発によってなにやら波乱の予感が。そして鹿乃子は、「青木麗子」という名前から何から、彼女が話す自分自身のことは全てウソだと分かり、さらに困惑!鹿乃子は麗子と2人きりで話す中で、失恋をして家を出てきたのではないかと推理する。
兼光が演じるのは、大きなお屋敷を構える槇原家の令嬢・槇原鈴乃(まきはら・すずの)。鈴乃は新聞の「尋ね人」の欄に“蘭子”という女性を探すための記事を出していた。左右馬は、新聞からこの記事のページだけを麗子が抜き取っていたことに気づき、「尋ね人」に載っている“蘭子”が麗子の本当の名前なのではないかと推理。左右馬と鹿乃子が鈴乃に会って“蘭子”の写真を見せてもらうと、麗子の顔と一致する。鈴乃の話によると、“蘭子”は鈴乃と同い年で、身寄りがなく住み込みの女中として槇原家にやってきた。2人は本当の姉妹のように楽しく過ごしてきたが、ある日“蘭子”が突然家を出て行ってしまったことに困惑しているという。
福山が演じるのは、鈴乃と一緒に“蘭子”という女性を探す鈴村柾(すずむら・まさき)。槇原家の近所にあるテーラーの息子で、鈴乃に勉強を教えに槇原家に度々来ていた。その頃に、蘭子とも出会い、彼女は頭が良かったので、鈴村家の営むテーラーで柾と一緒に働いてもらっていた。お客さんや従業員からの評判もよかったが、10日前に“蘭子”が姿を消すことに。左右馬は“蘭子”が家出する理由を探っていくと、ひと月前に鈴乃と柾の結婚が決まっており、明日が結納となっていた。常に柾と一緒に居たのは“蘭子”だったと振り返る鈴乃は、「蘭子を苦しめるくらいならば、柾さんとの結婚を辞めたい」と言い放ち・・・。
■出演者コメント
■加藤小夏
キャストの皆さん、スタッフの皆さんが第1話から今まで大切につなげてきた気持ちを感じながら、撮影現場を過ごしています。鈴鹿さん演じる左右馬先生と松本さん演じる鹿乃子ちゃんのお2人と一緒に過ごす時間は緊張感と穏やかさが絶妙に相まって不思議な感覚です。蘭子としても私としても貴重な経験をさせていただいています。“ウソ”の解釈は人それぞれあると思いますが、私はこの作品を通して“ウソ”をいつもとは違う角度から見られるようになりました。きっと皆様も見ていただけたらその意味が分かると思います。お楽しみに。
■兼光ほのか
槇原鈴乃役を演じさせていただきます、兼光ほのかです。中学生の頃から愛読していた漫画『嘘解きレトリック』に出演できること、本当に夢のようです。華やかな着物を身にまとうたび、鈴乃の暮らすきらびやかな日常や、槇原家の一員としての責任を感じました。初めての民放ドラマで緊張しておりますが、鈴乃の魅力を少しでも皆様にお届けできるよう、ひとつひとつ丁寧に演じてまいります。よろしくお願いいたします!
■福山翔大
歴史深い月9に再び出演させていただけること、とても光栄です。人はなぜウソをつくのか。その問いに対する1つの答えが最終話には描かれていて、脚本を読み進めながら目頭が熱くなりました。久しぶりに鈴鹿さんとご一緒できることも、とても楽しみです。鈴村柾として昭和初期の時代までタイムスリップしたいと思います。皆様、ぜひご覧ください!