24年の国内新規上場134社=株高追い風、過去10年で2番目―東証

1

2024年12月09日 19:02  時事通信社

  • チェックする
  • つぶやく
  • 日記を書く

時事通信社

 東証は9日、2024年に国内証券取引所で新規株式公開(IPO)した企業数が前年比10社増の134社になる見通しだと発表した。株式相場の堅調を背景に、資金調達が活発化。過去10年では21年に次いで2番目に多い。東京地下鉄(東京メトロ)など時価総額の大きい上場も目立った。

 初値ベースで算出する時価総額が1000億円以上の大型案件は6件。10月上場の東京メトロは9470億円と18年のソフトバンク(約7兆円)以降で最大規模となった。今月18日に上場する予定のキオクシアホールディングスは約7800億円と見込まれている。

 市場別の内訳では、新興企業向けの東証グロースが63社と最も多かった。機関投資家などのプロ向け市場「東京プロマーケット」も50社と過去最多を更新し、全体を押し上げた。中堅企業向けのスタンダードは13社、グローバル企業向けのプライムは4社だった。

 東証担当者は「プロ向け市場の存在が社会に浸透し、一般市場に上場する前のステップとして活用する動きも広がった」と指摘している。 

このニュースに関するつぶやき

  • 好景気を反映した結果と思うが、投資する側からしたら昔のように初値爆上げとかは希になったので 慎重になるわ。しかも、注目銘柄はまず当たらん。
    • イイネ!0
    • コメント 0件

つぶやき一覧へ(1件)

ニュース設定