【写真】黒のミニワンピで登場した井上真央
本作は、都会から移住したサラリーマンと宮城県・南三陸で生きる住民との交流や、人々の力強さや温かさをユーモアたっぷりに描き、その背景にあるコロナ禍の日本、過疎化に悩む地方、震災などの社会問題と向き合いながら豊かなエンターテインメントに転化させたヒューマン・コメディー。大好きな釣りが楽しめる三陸の町で気楽な“お試し移住”をスタートさせる晋作を菅田が演じる。
井上は、最後に撮影したという本作のシーンを振り返り「もう少しで全部撮り終わるという時に雨がバーって降ってきて。外だったので、『あと1カットなのに』と思いながらスタッフのみんなが雨宿りをできるところを持ってきてくださって、みんなでその中に入って待っていた」と雨で撮影が中断してしまった時の出来事を回顧。
井上が続けて「結構、時間との戦いで、『あと1カットなのに撮り終わるかな』と言っていたら、菅田くんが隣にいて、『もうすぐ止むんじゃないですかね』って言ったら、本当に5分くらいしたら雨がすーっと止んできて、パッと見たら菅田くんの後ろに虹が出てたんです」と明かすと、会場に拍手が起き、三宅も「出てた出てた!」と笑った。
井上が「もう、頭の中で『虹』が流れましたよ。『スターだ!』と思って」と、菅田の楽曲「虹」が重なった光景であったことを興奮気味に伝えると、三宅も「いいエピソード」とにっこり。菅田は「そうでしたっけ。『泣いていいんだよ』つって」と楽曲の歌詞を引用していた。
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