「Mrs. GREEN APPLE」の大森元貴と、「timelesz」の菊池風磨がW主演する映画『#真相をお話しします』の公開が決定した。
本作は、結城真一郎の「#真相をお話しします」(新潮文庫刊)の実写映画化。2021年に発表し、第74回日本推理作家協会賞(短編部門)を受賞した短編「#拡散希望」を含む、現代日本のいまとミステリーの技巧が見事に融合した珠玉の5篇を収録し、現代を象徴するような身近に感じるストーリーの中に、日常に潜む「何かがおかしい」を描いた。2023年本屋大賞ノミネート、コミカライズ化、オーディオブック化、さらには海外翻訳されるなど、大ブレイクしている。
今回映画初主演となった菊池が、ある事件をきっかけに心を閉ざしてしまった警備員・桐山を、その横にいるひょうひょうとした謎の男・鈴木を、映画初出演にして初主演を務める大森が演じる。
2人は親友か、敵か、それとも…ネタバレ厳禁な本作。脚本を読んだ大森は「ジェットコースターのように話が進むので、グッと心を奪われて読み進めていきました」と語り、菊池は「展開の予想ができず、読めば読むほど謎が深まって最後に伏線回収されていく。すっきりする部分と、ある種もやっとする部分のバランスが面白いと思いました」とコメント。
お互いの役柄について問われると、大森は「風磨くんは警備員だけど、僕は謎な男(笑)言えないことだらけです」、菊池は「2人は仲がいい友達のような関係だけど、お互いがそこまでお互いのことを知らない。だからリアルと近いです(笑)」と笑いを交えながら答えた。
また、暗く怪しげな警備室で意味ありげに口角を上げる鈴木と、何かを祈っている様子の桐山のカットが差し込まれたスーパーティザー映像も公開された。
なお監督は、「怪談新耳袋」「妖怪シェアハウス」シリーズの豊島圭介が務める。
『#真相をお話しします』は2025年4月25日(金)より全国にて公開。
(シネマカフェ編集部)