東京ヴェルディは10日、GK佐藤久弥、MFチアゴ・アウベスとの契約満了を発表した。
1998年4月4日生まれの佐藤は現在26歳。東京ヴェルディの育成組織出身で、ジュニアからユースまでの各カテゴリーを通過した後、順天堂大学を経て、2021年にトップチームに4年越しの入団。が、絶対的な守護神として君臨するGKマテウスの存在もあり、在籍4年間で公式戦2試合の出場にとどまっていた。
佐藤は東京ヴェルディとの契約満了に伴い、クラブ公式サイトにてコメントを残している。
「今シーズンをもってヴェルディから離れることになりました。大好きなヴェルディでプロデビューできたことは僕の宝物です! 次の場所へ行っても応援よろしくお願いします。 佐藤久弥」
1996年6月19日生まれのチアゴ・アウベスは現在28歳。母国ポルトガルのヴァルジンでプロキャリアを始めると、GKSピアトス・グリヴィツェ(ポーランド)やボタフォゴ(ブラジル)などを経て、2024年3月に東京ヴェルディに加入。かつて、モンテディオ山形に在籍した2022年からの2年間以来となるJリーグ挑戦となったものの、公式戦12試合の出場に。それでも、J1リーグ第30節北海道コンサドーレ札幌戦では、途中出場から勝利を手繰り寄せる追加点を決めていた。
チアゴ・アウベスは東京ヴェルディとの契約満了に伴い、クラブ公式サイトにてコメントを残している。
「ヴェルディファミリーの皆さん、こんにちは! 東京ヴェルディに別れを告げ、新たなキャリアを歩む時が来ました。このユニフォームを着てからまだ数カ月しか経っていませんが、ピッチで皆さんに喜びを与えられるよう、常にベストを尽くしてきました。いつも皆さんの愛情を感じていましたし、応援してくれた皆さんに感謝したいと思います。ありがとう チアゴ アウベス」