地中から発見されたとおぼしき、土まみれな謎の塊。この塊を徹底的に掃除して復活させる動画がYouTubeに投稿され、正体が分かるまでの過程に興味が寄せられています。
動画を投稿したのは、サビまみれの道具などを復活させる動画などを多数投稿しているYouTubeチャンネル「Screws And Tools」。今回は土まみれの謎の塊を復元していく様子を紹介しました。
まずは水に浸して汚れを柔らかくし、ナイフを使ってくっついた土をこそげ落とします。ここで内部には何か金属製のパーツが埋まっていたことが判明。リング状の部分には木製の柄が刺さっていたようで、斧のような道具だったことが推測されました。
さらに薬剤とソーダ水を使ってサビを除去。この時点ですでに汚れはあらかた取れています。う〜ん、慣れた手つきできれいになっていく様子が気持ちいいですね。
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●部品を研磨しつつ、グリップも自作
サビが落ちたら、複数のヤスリを使ってひたすら研磨。細かい隙間なども洗浄しつつどんどん磨きます。研磨を繰り返すことで、本来の金属の色が復活してきました。
あわせて、持ち手となる木製のハンドル部分も自作。先端部分を取り付けるためのくさびを差し込む部分も作り、さらに固定用の真ちゅう製リングも自作します。ステインと木材用ワックスで仕上げたことで、渋い風合いが出てきました。
●「マトック」という農具が復活
グリップと先端部を組み合わせて、ついに完成! で、結局これってなんなの……という感じですが、正体はどうやら「single sided mattock」という農具だったようです。「マトック」は要するにツルハシに似た道具のことで、主に地面を掘り返したりするのに使われます。片側にしか刃が付いていないから、「single sided」なのですね。
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動画では実際に屋外の地面を掘り起こす様子も披露しており、長い柄を有効活用し軽快に扱う様子がうかがえます。動画のコメント欄には「最初は、船のプロペラのだと思いました」「靴の木型のようにも見えます」「とてもクールなビデオです」「素晴らしい修復」などの反応が寄せられています。
画像はYouTubeチャンネル「Screws And Tools」より引用
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