『2025ミス・インターナショナル世界大会』に参加する日本代表を選出する「日本代表選出大会」が10日、都内で開催された。グランプリには、山梨県出身の能崎愛(のざき・あい/22 ※崎=たつさき)さんが選ばれた。
【全身カット】美しい…!『2025ミス・インターナショナル』日本代表の能崎愛さん グランプリに選ばれた能崎さんは、2024年に続く2回目の挑戦での戴冠。「続けるということ、決して簡単な道のりではありませんでした。多くの言葉に支えられ、必ず見ていてくださった方のご存在に励まされ、今この瞬間の私があります」と喜びを噛みしめる。
そして「思い返すと、挑戦を恐れてばかりいた頃の私に大きな愛をくださった方がいたからこそ、今ここに立つことができたと実感しております」と感謝。「愛とは大きな愛情を持って小さなことをすること。今度は私がそのバトンを受け継ぎ、それを世界へ発信していく番だと思っております。このクラウンの思いとともに、その責任と、そして30名の願いを背負い、本日より2025年日本代表として歩んでいくことをお約束させていただきます」と決意を新たにした。
現在、大学3年生で、現在も住んでいる山梨県大月市の大使も担う能崎さん。この日は地元からも多数の応援団が来場し彼女を支えた。「大月の魅力を発信する活動をしているので、これからは日本の魅力を世界に発信していきたい」と夢を語った。
『ミス・インターナショナル ビューティ・ページェント』(ミス・インターナショナル)は、ミス・ワールド、ミス・ユニバースと並ぶ世界3大ビューティ・ページェントの1つで、1960年に誕生。今大会で62回目を迎える。美しさはもちろん、国際親善や世界平和など、国際社会に貢献しようとする志の高い女性たちが「美と平和の親善大使」として集い、互いに交流を深めることを目的としている。
今回の「日本代表選出大会」では、書類審査と予選会、トレーニングを経て、着物、ドレス、スピーチ審査などを行い、日本代表選出大会に臨む31人のファイナリストを選出した。ファイナリストの出身地は東京や神奈川などの関東圏から、北は北海道、南は長崎まで幅広く、職業も会社員や学生をはじめ、元宝塚歌劇団男役や読売巨人軍公式マスコットガールVENUS2021メンバー、ソリューション・エンジニア、歯科医師、デトックスカウンセラーなどさまざま。個性に富んだ候補者が美を競った。
2025ミス・インターナショナル日本代表に選ばれた能崎さんは、来年開催予定の『第63回ミス・インターナショナル世界大会 2025』に日本代表として参加する。
日本代表のほか、準ミスと特別賞の受賞者も決定。2位は富山県出身の丸林恵梨香(まるばやし・えりか/23)さん。3位は東京都出身の嶋村茉莉(しまむら・まり/24)さん。4位は東京都出身の伊藤有那ジョーン(いとう・ありな・じょーん/25)さん。5位は大阪府出身の林ひかり(はやし・ひかり/24)さんがそれぞれ選ばれた。
なお同時に特別賞も表彰。ミス・パーフェクトボディ―賞に静岡県出身の市川珠葵(いちかわ・たまき/21)さん。ミス・ビューティースキン賞に山梨県出身の能崎愛(のざき・あい/22)さん。ミス・ハッピースマイル賞に藤本紗綾(ふじもと・さや/27)さん。ウェブジェニック賞に武田美香(たけだ・みか/26)さんが輝いた。