「魔界戦記ディスガイア」や「ファントム・ブレイブ」等のタイトルで知られるゲームメーカー「日本一ソフトウェア」は12月10日、公式XやHPを通じ「プレイ動画・生放送・スクリーンショット等の公開に関するガイドライン」を更新したことを発表。
YouTubeの「YouTubeパートナープログラム」など、共有サイトが提供する収益化システムを利用する場合に限り、収益化を可能としました。
ただし、「商用・営利目的でプレイ動画を投稿すること」、直接的な営利目的でなくとも動画を利用することにより「間接的に利益を得る目的があると認められる場合」は営利目的とみなされます。あくまで個人がファン活動の一環として、各共有サイトの収益化システムの範囲で利用することが求められます。
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一方、動画の内容についてはゲームのイベントシーン、ムービーシーンやキャラクターの技演出のみの動画や、BGM鑑賞を主目的としている動画、BGM・ボイス・効果音などの音声、キャラクターの画像など、ゲームに含まれる一部の要素のみを抜き出すことは禁止とされているなど、あくまでプレイの様子を収めた内容に限るもようです。
また、ゲーム機本体以外での動画編集についても制限が緩和され、プレイ動画をPCなど外部機器で編集したうえで投稿することも可能に。これまでは動画共有サイトへ投稿する場合、ゲーム機単体で生放送・動画投稿できる機能を用いてのみとされていましたので、動画投稿者にとってはありがたい変更と言えそうです。
今回のガイドライン改訂に、SNSでは「隠れた名作がより日の目を浴びやすくなる」「好きなのいっぱいあるのに配信できなかったから今回の改訂は嬉しいです」といった肯定的な意見が続々。同社のゲームと言えば、とてつもない程のやり込み要素が特徴のひとつですので、こうした動画が増えることが期待されます。
なお、投稿に際しては「(c)Nippon Ichi Software, Inc.」を概要欄に記載するなど、細かいルールが設けられています。詳細については日本一ソフトウェア公式HP内にある「プレイ動画・生放送・スクリーンショット等の公開に関するガイドライン」にて確認してください。
<参考・引用>
日本一ソフトウェア(@nis_prinny)
日本一ソフトウェア公式HP「プレイ動画・生放送・スクリーンショット等の公開に関するガイドライン」
※掲載画像は日本一ソフトウェア公式Xおよびガイドラインのスクリーンショットです。
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(山口弘剛)
Publisher By おたくま経済新聞 | Edited By 山口 弘剛 | 記事元URL https://otakuma.net/archives/2024121007.html
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