メダル授与に大きな拍手=授賞式PV、市長らも―広島、長崎・ノーベル平和賞

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2024年12月11日 00:01  時事通信社

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時事通信社

パブリックビューイング会場で、ノーベル平和賞授賞式を見る人たち=10日午後、広島市中区
 被爆地の広島と長崎ではノーベル平和賞授賞式のパブリックビューイング(PV)が行われ、メダル授与の場面では、会場から大きな拍手が湧き起こった。市長らも参加し、受賞の喜びを市民らと共有するとともに、核兵器廃絶に向けた思いを新たにした。

 広島市中区の平和記念資料館(原爆資料館)で開かれたPVには、被爆者ら約300人が参加。授賞式開始前、松井一実市長が「核兵器廃絶の機運の高まりを大きく後押しする」と祝意を述べたのに続き、15歳で被爆した切明千枝子さん(95)も「(受賞で)私たち被爆者は本当に大きな喜びも勇気も持った。みんなで力を合わせて平和を守っていきましょう」と呼び掛けた。

 授賞式が始まると、真剣な表情で大型スクリーンを見詰め、メダルなどが授与された場面では、参加者から大きな拍手が湧き起こった。

 長崎市役所でも、市長らを含め約160人が参加してPVが開かれ、大きな拍手で受賞をたたえた。

 鈴木史朗市長はあいさつで、受賞を契機に「核兵器のない世界の実現に向けた大きなうねりをつくっていく」ことを呼び掛けた。長崎原爆被災者協議会の柿田富美枝事務局長(71)は「本当に感動している」と喜びを語った。 

パブリックビューイングでノーベル平和賞授賞式の様子を見守る市民ら=10日午後、長崎市役所
パブリックビューイングでノーベル平和賞授賞式の様子を見守る市民ら=10日午後、長崎市役所

このニュースに関するつぶやき

  • この人達がやってる運動は却って平和を危うくする行為だというコトに気付くべきですよねw
    • イイネ!1
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