パリ五輪の陸上女子やり投げで日本人史上初の金メダルを獲得した北口榛花(26)が11日、都内で行われた第21回『タニタ健康大賞』の贈賞式に出席した。
【全身ショット】ネイビーのパンツスタイルで登場した北口榛花 同賞は、2004年に設立60周年を迎えたタニタの記念事業の一環として創設。日本人の健康づくりに貢献した個人または団体を顕彰する賞となっている。記念品を受け取った北口は「このような賞をいただけるとは思ってなくて、すごくびっくりしました」と喜びのスピーチ。
続けて「日本と(活動拠点の)チェコでは食事や環境が違う。今年度から栄養士さんも一緒にチェコに来てもらって、環境をより良くしようと努力した結果、今シーズンしっかりと戦い切れたかなと思います」と日頃からコンディション面には気を遣っているといい「自分はどちらかというと、カッチリ健康管理するのが得意ではないのですが、自分ができる範囲でやれることを続けていけたら」とリラックスした様子で抱負を語った。
直近でも『GQ MEN OF THE YEAR 2024』ベスト・アスリート賞を受賞し、『現代用語の基礎知識 選 2024ユーキャン新語・流行語大賞』では「名言が残せなかった」がトップテン入りを果たした。
受賞ラッシュに「世の中にこんなにいろんな賞があるんだ」と笑顔で話した北口は「いろんな賞に呼んでいただくには理由がないと選んでもらえない。競技の面だけでなく、いろんな面にフォーカスをしていただいたおかげでバリエーションに富んだ賞をいただいている。選手としてだけでなく、いろんな面を見ていただけているようでうれしいです」と白い歯をみせた。
この日もフォーマルな装いを披露し、お団子ヘアも印象的だった。こだわりを問われ「特にないですけど…」と恥ずかしそうに返しながら「なかなか持っている服も限られるので…。なるべく違う姿を見せたいという努力はしてるんですけど、体のサイズ的にも日本ですぐ服を買えるわけではないので結構、困ってます(笑)」とうれしい悲鳴をあげていた。