バイエルンが元ドイツ代表GKマヌエル・ノイアーとの契約延長を画策しているようだ。10日、ドイツメディア『スカイスポーツ』が伝えている。
現在38歳のノイアーはシャルケの下部組織出身で、2006年夏に20歳でトップチームデビューを飾った。2011年夏に完全移籍加入したバイエルンでは現在に至るまで絶対的守護神として君臨。ここまでクラブ歴代8位となる公式戦通算540試合に出場し、ブンデスリーガ11連覇や2度のチャンピオンズリーグ(CL)制覇など数多くのタイトル獲得に大きく貢献している。
ノイアーの現行契約は2025年6月末までとなっており、すでに契約最終年に突入している。報道によると、バイエルンは同選手との契約延長に向けた最初の話し合いを年内に開始する予定だという。また、2026年6月末までの期限付きでシュトゥットガルトに加入しているドイツ代表GKアレクサンダー・ニューベルをノイアーの“後継者”と見ており、将来的な守護神定着を期待しているようだ。
一方で、ノイアーとの契約延長、およびニューベルの復帰いずれかが頓挫した場合に備え、バイエルンはブライトン所属のオランダ代表GKバルト・フェルブルッヘンの動向を注視しているとのこと。現在22歳の同選手はベルギーの名門アンデルレヒトで頭角を表し、昨年夏にブライトンへ完全移籍加入。初年度から公式戦通算27試合に出場すると、在籍2年目の今シーズンもここまで14試合でゴールマウスを守っている。
なお、バイエルンは2025年春までにシュトゥットガルトへ通達することで、来夏にニューベルをフリーで呼び戻すオプションを保持しているとも報じられている。来シーズン以降、名門バイエルンのゴールマウスを守るのはどの選手になるのだろうか。