アフリカ中部のコンゴ民主共和国で広がっているインフルエンザに似た症状の原因不明の病気について、WHO=世界保健機関が患者から採取した検体を分析したところ、一部でマラリアの陽性反応を示していたことがわかりました。
アフリカのコンゴ民主共和国では、インフルエンザに似た症状の原因不明の病気が広がっていて、WHOによりますと、これまでに416人の患者が報告され、31人が死亡していて、その多くは14歳未満の子どもだということです。
これについて、WHOは最初に患者から採取した12検体のうち、10検体が蚊が媒介する感染症のマラリアの陽性反応を示したことを明らかにしました。
WHOは複数の病気が関係している可能性もあるとして、さらにサンプルを増やし、正確な原因を特定するとしています。
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