【紅白歌合戦】坂本冬美「能登はいらんかいね」被災地・輪島から生中継「心を込めて歌います」

演歌歌手坂本冬美（57）が大みそかの「第75回NHK紅白歌合戦」（午後7時20分）で「能登はいらんかいね」を歌唱すると12日、同局が発表した。

今年1月の能登半島地震、9月の豪雨で大きな被害を受けた輪島市から生中継をし、地元の「御陣乗太鼓保存会」とパフォーマンスを披露する。

1990年（平2）の楽曲発表以来、坂本は地元の人たちと交流を続けてきた。

「デビュー4年目に出会った『能登はいらんかいね』。この曲をきっかけに訪れた能登。その後もいろいろな場所に行き、たくさんの出会いがありました」と34年前から交流が続いていることを振り返った。そして「気さくに話してくださった朝市のおばちゃん。ビデオの撮影やTV、コンサートで共演してくださった『御陣乗太鼓保存会』の皆さま。さまざまな方々との交流を続け、石川県で数年に一度はコンサートを行っていました」。

そして36回目の紅白で「能登−」を歌唱することに「昨年9月の和倉でのコンサートを最後に石川県にお邪魔していませんが、今回、紅白歌合戦の舞台として訪れることになり、とてもうれしく思っております。私の歌が、どこまで皆さまのお力になれるかはわかりませんが、心を込めて歌わせていただきます」と決意を明かした。

24年を紅白で締めくくった坂本は来年1月15日、ビルボードTOKYOで約8年ぶりのライブを実施。カバー曲をメインとしたプレミアムなステージになる予定だ。