プーマ、環境対応繊維「SPINNOVA®」を生産する企業と長期パートナーシップを締結

　プーマが、木質由来の環境対応繊維「SPINNOVA®」を生産するWoodspinと長期にわたるパートナーシップを締結した。将来的に、同素材をスポーツスタイルカテゴリーの製品に活用していく予定だという。

　Woodspinは、フィンランドのリサイクル繊維メーカーSpinnovaとブラジルのパルプメーカーSuzanoの合弁会社で、生分解性の高いSpinnovaの繊維と、Suzanoのユーカリパルプを組み合わせてSPINNOVA®を開発。コットンのような手触りで汎用性の高い素材でありながら、コットンと比較して生産における二酸化炭素の排出量を74％、水の使用量を99.5％削減できるという。フィンランドのユバスキュラに工場を構え、「マリメッコ（Marimekko）」や「アディダス（adidas）」にも素材を提供している。