第101回箱根駅伝(来年1月2、3日)で2年連続8度目の優勝を目指す青山学院大(青学大)の田中悠登主将(4年)が、アナウンサーぶりを発揮した。
12日、都内の青山キャンパスで壮行会と取材会を実施。来春、地元のテレビ局福井放送への入社が内定している田中が「この壮行会に参加すると、いよいよ年の瀬がやってきた感じがします」と切り出した。
「年の瀬といえば、今日このあと14時から京都の清水寺で今年の漢字が発表されます」と言うと、突然インタビューを開始した。
「監督、今年の漢字は何でしょう?」と、左隣の原晋監督(57)にマイクを向けた。原監督から「イチ!」と宣言されると、「大谷翔平さんと同じ『一』。素晴らしいです」。大谷が2日前のインタビューで回答したばかりの“時事ネタ”も生かし、切り返した。
さらに「僕の今年の漢字は…」と言いつつ、着用していたフレッシュグリーンのベンチコートのファスナーに手をかけた。懐から取り出した紙に書いてあったのは「笑」。チームスローガンの「大手町で笑おう」になぞらえ「箱根駅伝のスタート、ゴールである大手町で優勝して、笑うイメージを膨らませてこの1年間チーム作りを行ってきました」と理由を明かした。。
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2年時は8区で区間5位。昨季も8区に登録されたが、故障の影響もあり当日変更で出番はなかった。今季の希望区間を問われると「10区。ゴールテープを切るイメージを持っている」と自信をのぞかせた。【飯岡大暉】
◆青学大のエントリーメンバー
<4年>太田蒼生、白石光星、田中悠登、鶴川正也、野村昭夢、若林宏樹
<3年>荒巻朋熙、宇田川瞬矢、黒田朝日、佐藤有一、塩出翔太
<2年>平松享祐
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<1年>安島莉玖、小河原陽琉、黒田然、佐藤愛斗
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