給食に持つイメージは世代によって異なるかもしれない。現代の学校給食は、栄養バランスは言うまでもないが、想像以上においしいようだ。中でも、東京都足立区の学校給食はちょっと話題。映画とタイアップしたりレシピ本が出たり、コンビニとのコラボ商品もある。
足立区では、給食の食べ残しを減らすことでCO2を削減、大人になっても正しい食生活を自ら選択できるよう、絶対音感ならぬ「絶対味覚」を育てるおいしい給食づくりに力を入れている。全校自校調理で毎朝一から‟だし”をとるこだわりの給食は、薄味ながら小学6年生の97%、中学2年生の95%が「おいしい」と答えている。
今年4月には映画とタイアップし、主演俳優が区内の学校で給食を食べて注目を集めた。12月13日(金)には、『東京・足立区のおいしい給食レシピ』(主婦の友社、税込み1700円)が発売される。31献立、87のメニューが掲載され、現役小・中学生が選ぶ人気の献立や、卒業生が選ぶ「また食べたい」懐かしの献立なども紹介されている。
また、足立区の給食を再現したミールキットも発売されている。ねぎ塩豚丼&小松菜とわかめの和え物(税込み1480円)や、チキンチキンごぼう&小松菜のごはんとサラダ(同1680円)など。 さらにセブン‐イレブンとのコラボ商品「えびクリームライス」(税別490円)も期間限定で販売している。
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