“スナドラ”最上位チップ搭載の「Xiaomi 15 Pro」が中国で登場 日本での投入にも期待

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2024年12月13日 14:01  ITmedia Mobile

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大型カメラが特徴のXiaomi 15 Pro

 日本を含むグローバル市場で、2024年秋に「Xiaomi 14」シリーズを発売しているXiaomiですが、中国ではさらにその上を行くモデル「Xiaomi 15」シリーズを10月末に発売しました。特に「Xiaomi15 Pro」は現時点でのXiaomiのフラグシップモデルとなります。


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 Xiaomi 15 ProとXiaomi 15は、プロセッサにQualcommのSnapdragon 8 Eliteを搭載しています。今やスマホに最新プロセッサを搭載することは中国メーカーが率先的に行っており、各社がスペックを競い合っています。


 Xiaomi 15 Proは6.73型(3200×1440ピクセル)のディスプレイを搭載し、輝度は3200ニトと屋外でも見やすい明るさが確保されています。


 本体の背面はXiaomi 14Tシリーズと同様に、左上に正方形のカメラバンプを配置して3つのカメラを搭載します。全てのカメラが5000万画素なのは最近の中国メーカーの上位モデルのトレンドです。


 5000万画素(広角)、5000万画素(超広角)、5000万画素(5倍望遠)を搭載します。なお、Xiaomi 15は望遠が3倍で、広角カメラもセンサーが異なっています。


 バッテリーは6100mAhの超大型タイプです。90Wの有線充電と50Wのワイヤレス充電に対応します。本体厚さは背面仕上げによって異なり、約8.4mmまたは約8.7mmです。


 中国のXiaomiストアにはカラーバリエーションも展示してあったので他の色も紹介しましょう。以下はロックグレーです。


 ホワイトは定番の色でしょうか。表層をマットに仕上げているので落ち着いた印象があります。


 そしてブライトシルバーは背面は不規則な凹凸が並ぶ「3D水紋バックパネル」の仕上げです。立体的な波の紋様を表現したエレガントなデザインは、職人が仕上げているとのこと。Xiaomiによるとこの背面パネルの製造時の歩留まり率は20%以下とのことで、作り上げるのにかなり苦労しているようです。


 OSはXiaomi独自のHyperOS 2.0です。グローバルにも展開が進められている最新バージョンとなっています。ベースはAndroidですが、Xiaomiらしい作り込みがされています。


 カメラはもちろんライカとのコラボです。画面右上にライカモードの切り替えボタンが見えます。カメラの写りに関しては問題ないでしょう。あとは可変絞りがあればいいのですが、それは2025年に発売されることが予想される“Ultra”モデルまで待つ必要があるでしょう。


 ポートレートモードにもライカモードがあるのはXiaomi 14Tと同じですね。


 なお、Xiaomi 15はディスプレイサイズが6.36型の小型モデルで、iPhone 16/iPhone 16 Proに対抗したモデルと言えそうです。Xiaimo 15 Pro同様にSnapdragon 8 Eliteを搭載しており、本体性能はもちろんカメラ性能も十分高い魅力的な製品です。


 Xiaomiは中国でこの2サイズのフラグシップモデルを投入し、他社とのハイエンドモデル競争に打ち勝とうとしています。Xiaomi 15シリーズのキャッチコピーは「新起点」。新たなスマートフォンのストーリーがここから始まろうとしています。



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