中島健人、自身出演の全編英語ドラマ『Concordia』日本語吹き替えにも挑戦 「すごく愛してるキャラクター」に手応え

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2024年12月13日 15:00  ORICON NEWS

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Huluオリジナル「コンコルディア/Concordia」に出演する中島健人 (C)Hulu Japan
 歌手で俳優の中島健人が、全編英語の海外ドラマデビューを果たした現在配信中のHuluオリジナル『コンコルディア/Concordia』(全6話)において、日本語吹替も務めている自身の役(A・J・オオバ)の日本語アフレコをした想いを語るインタビューが到着した。

【写真】イベント登場で微笑む中島健人

 今作は世界的大ヒット作となった『ゲーム・オブ・スローンズ』の主要プロデューサーの一人で、数々のエミー賞受賞歴を誇り『ジョン・アダムズ』や『ローマ』、Huluで配信中の大型国際ドラマ『THE SWARM/ザ・スウォーム』など話題作を次々と手掛けるフランク・ドルジャーが製作総指揮を務める。

 カメラとAIに生活の全てをモニタリングされた完璧な社会、コンコルディアではAIと人間が完璧な調和の中で共存する町として、20年にわたって平和をもたらしてきた。AIによるモニタリングとデータ収集はむしろ社会と住民の健全さを守るために行われ、データに関しては鉄壁のセキュリティを誇る…そんな住民のデータを、コンコルディア幹部とロンドンから派遣された危機管理官シア・ライアンが観察しているのはなぜなのか。

 中島は「とても不思議な気持ちでしたけど、この作業は自分にとってすごくテンションが上がりました」と振り返る。「(現地では)英語のセリフで芝居をすることに精一杯だったので、日本語を吹き込むことは想定していなかったんです。でも、日本に帰ってきて “日本語で(セリフを)吹き込む”という話を聞いて、とても楽しみにしていました」とうれしげに明かす。

 中島が演じたのは、機械学習分野における天才で、コンコルディアのAIを作った最高技術責任者、A・J・オオバ。アフレコをする上で気をつけた点を聞かれると、「英語のA・Jと、日本語のA・J、それぞれの声色をあまり変えないように」するため、ディレクターと相談しながら進めたそう。

 「僕が今まで演じた役の中でも、すごく愛してるキャラクター」というA・J役。撮影時は「監督のバーバラがストイックにA・Jの役を追求してくれたので、心の機微みたいなものが英語のセリフでも表現できました」と手応え。「A・Jに対しての思い入れが強すぎた」という中島は、注目してほしいポイントを聞かれると「ビジュアル、セリフの話し方、たたずまいなど、監督のバーバラとフランクと研究しながら作り上げていったので、全てです!」と、力強く答えた。

 「僕にとって名刺代わりになる作品」と、中島は自信を持ってオススメしている。

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