鮮魚スーパーで特価品になっていたイセエビを連れ帰り、水槽に入れたら…… 想定外の結果と2日後の光景に「泣けます」「おもしろすぎ」

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2024年12月14日 08:23  ねとらぼ

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イセエビが1200円で販売されていました

 鮮魚スーパーで特価品として販売されていたイセエビを連れて帰り、水槽に入れてみた様子がYouTubeに投稿されました。動画は記事執筆時点で20万回以上再生され、4700件を超える高評価が寄せられています。


【画像】2日後の光景


●鮮魚スーパーで特価品のイセエビに遭遇


 動画を投稿したのは、YouTubeチャンネル「エマスちゃんねる / EMAS CHANNEL」。以前は鮮魚スーパーで瀕死のズワイガニを購入し、水槽に入れて育てる様子が話題となりました。


 今回は田舎にある鮮魚店にて、イセエビを購入し連れ帰ってきたという投稿主さん。イセエビといえば、高級食材として広く知られている生き物ですが……?


●1200円で販売されていたイセエビを購入、連れて帰る


 この日投稿主さんは飼育しているフグの「てっちり」さんにあげるアサリを購入するため、スーパーというより“田舎にある小さな鮮魚店”といった感じのお店に立ち寄りました。


 すると高級食材としてお馴染みのイセエビが、1200円という大特価で販売されていたのだとか。思わぬ収穫に喜び、イセエビを購入し連れ帰ってきましたが……本来の目的だったアサリは買い忘れてしまったそうです。あるあるですね。


 イセエビは生け簀などに入れて販売されることが多いものの、このイセエビはパックに入れた状態で販売されていたとのこと。投稿主さんは弱っていることから特価かつ、このような形で販売されていたのかな? と考えているようです。


 購入してきたイセエビをよく見てみると、わずかに脚や口元が動いています。しかしパックを開封して持ち上げてみても逃げるどころか、ほとんど動く気配がありません。エビは普通持ち上げられると逃げようとすることを考えると、このイセエビは大分弱っているようです。果たして元気になってくれるのでしょうか……?


 ひとまず海水をはったバケツの中に入れてみると……なんということでしょう、弱っていたはずのイセエビが激しく暴れはじめたではありませんか。先ほどまでの弱った様子は何だったのかと、そのポーカーフェイスっぷりに驚きつつ改めて持ち上げてみると、イセエビから「ギーギー」と不思議な音が聞こえてきました。


 投稿主さんによると、あまり聞きなれないこの音はイセエビの威嚇音なのだそうです。なんでもイセエビには天敵のタコなどに襲われると触角の付け根にある部分をこすり合わせ、このような音を鳴らす習性があるのだとか。


 海水につけた途端に威嚇するほど元気になったイセエビを見て、これだけのイセエビを1200円でゲットできたお得さと喜びをかみしめる投稿主さんなのでした。


 イセエビは100グラム単位などで値段を設定されていることが多く、大きいと1匹1万円くらいする「THE高級食材」な生き物。投稿主さんも食べたことはあっても飼育したことはなかったため、一度飼育してみたかったのだそうです。


●イセエビ用の水槽を立ち上げる


 イセエビについて解説した後は、イセエビを入れる水槽を立ち上げていきます。ガラス水槽にサンゴ砂を入れ、作った海水をはり、フィルターを回し、エアーを入れ……さらに暗がりを好むイセエビのために岩も入れ、隠れられるスペースを作りました。


 水合わせ終了後、いよいよイセエビを水槽に投入することに。相変わらず威嚇してくるイセエビを水槽に投入すると砂をいじったり、岩に登ったり、歩き回ったりとあわただしく動きはじめました。突然環境が変わったため、驚いているのかもしれません。


 その後岩の下に入り、ある程度落ち着いた様子のイセエビにエサを与えてみます。自然界のイセエビは貝や魚の死がいなどを食べていることから、魚の切り身をあげてみましたが……好みではないのか警戒しているのか、食べてはくれませんでした。


 翌日。丸1日経過しましたが、イセエビは元気なようです。この日はイセエビのために、好物だと思われるアカニシ貝を購入してきた投稿主さん。まだ警戒されていて目の前では食べてくれないけれど、寝ている間に食べてくれる可能性があるため、アカニシ貝を置いたまま就寝することに。


 さらに翌日。また丸1日経過してイセエビの様子を見てみると、昨日置いておいたアカニシ貝がなくなっていました。そしてなんと、しっかりウンチもしていたのです! ウンチをしていたことから、アカニシ貝をしっかり食べてくれたと考えて差し支えなさそうです。よかった!


 投稿主さんによると、エビやカニは常に捕食される立場にいるため、とても警戒心が強いとのこと。慣れるまで時間がかかりそうではあるものの、引き続きイセエビのお世話をしつつ、その様子は随時公開していく予定だそうです。イセエビの様子が気になる人は、同チャンネルをチェックしてみてください。


●「元気になって良かったです」「水を得た海老ですね」の声


 動画には「鮮魚コーナーで生きてるカニや海老を見たら一瞬だけ『飼おうかな』と思ってしまうようになった」「水を得た海老ですね、凄い生命力で感心しました、手足が千切れてなくて綺麗な海老さんですね、長生きして欲しいのです」「弱々しかったのに水槽に入れたら元気になって良かったです。水合わせはプロの技ですね!」といった、たくさんのコメントが寄せられています。


 投稿主さんのYouTubeチャンネル「エマスちゃんねる / EMAS CHANNEL」では、スーパーで購入した生き物を飼育する様子や、てっちりさんの姿を見ることができます。


 また、X(Twitter/@emas_channel)、Instagramにも、生き物やアクアリウムの動画や写真が投稿されています。


画像提供:YouTubeチャンネル「エマスちゃんねる / EMAS CHANNEL」



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