12月10日、ロードレース世界選手権MotoGPの最高峰クラスに参戦しているモンスターエナジー・ヤマハMotoGPチームは、スポーツブランド『Macron(マクロン)』と複数年のオフィシャルスポンサーおよび公式ウェアサプライヤー契約の締結を発表した。
2024年シーズンをチームランキング8位で終えたモンスターエナジー・ヤマハMotoGPチームは、VR46レーシングアパレルとのパートナーシップを2024年限りで解消。新たにイタリアのスポーツブランド『マクロン』とオフィシャルスポンサーおよびウェアサプライヤーとして4年間の契約を結んだ。
マクロンは、ラグビーやサッカーなどのスポーツウェアを中心に展開しているイタリアの老舗スポーツブランド。新しくデザインされたマクロンのチームウェアは、2025年1月1日から公開される予定となっており、ファクトリーチームだけでなく、ヤマハ発動機株式会社やヤマハモーターレーシングのスタッフへもユニフォームが提供される。
ヤマハモーターレーシング マーケティング&コミュニケーションズマネージャーを務めるィリアム・ファヴェロは、「まず最初に、この4年間のVR|46レーシングアパレルの献身的な努力に心から感謝したい。彼らとは非常に緊密なパートナーシップを築いてきた。2024年シーズンをもって別々の道を歩むことになったとはいえ、新たにマクロンと複数年の契約を結ぶことができたのは喜ばしい」
「MotoGPパドックに新しい風が吹き込まれるときは、いつも興奮する。マクロンは、チームウェアのエキスパートであり、高品質な素材、イタリアンデザイン、革新的なアプローチは、ヤマハやモンスターエナジー・ヤマハMotoGPの価値観に完全にマッチしている。このパートナーシップによって多様なアパレルを提供することで、ファンに応えることができるだろう」とコメント。
マクロンCEOのジャンルカ・パヴァネッロも「世界的なブランドと新たな名誉あるパートナーシップを発表できることを大変嬉しく思う。マクロンは、たゆまぬ研究と革新によって最高品質のテクニカルウェアを作り出し、モンスターエナジー・ヤマハMotoGPチームへ、性能とデザインを兼ね備えたのパフォーマンスウェアを供給する。このコレクションは、エレガンス、スピード感、そして未来の成功に向けた勝利の意思を伝えるものでもある」とヤマハの契約を喜んでいる。
装い新たに2025年シーズンを迎えるモンスターエナジー・ヤマハMotoGPチームは、ライダーラインアップに変更は無く、『プリマ・プラマック・ヤマハ』がサテライトチームとして加入。3年ぶりの4台体制とな理、ヤマハ全体としては大きな変化を迎えるシーズンとなる。
2025年シーズンのシェイクダウンテストは、2025年1月31日にマレーシアのセパン・インターナショナル・サーキットで行われる予定だ。