監督・堤幸彦×主演・仲間由紀恵『STEP OUT』公開日は3.7に ポスター&特報解禁

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2024年12月16日 10:10  クランクイン!

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クランクイン!

映画『STEP OUT にーにーのニライカナイ』本ポスター (C)「STEP OUT」製作委員会
 監督・堤幸彦×主演・仲間由紀恵の10年ぶりの再タッグとなる映画『STEP OUT にーにーのニライカナイ』が、2025年3月7日より沖縄県先行公開、同年3月14日より全国公開となることが決まった。併せて、沖縄の地でダンサーを目指す少年と家族の絆が描かれた本ポスターと特報映像が解禁となった。

【動画】監督・堤幸彦×主演・仲間由紀恵が14年ぶりに再タッグ! 映画『STEP OUT にーにーのニライカナイ』特報

 本作の舞台は、音楽やダンスが生活に溶け込んでいる沖縄。母親の朱音、妹の舞と3人で暮らす照屋踊(てるや・よう)は、ダンススクールで出会ったリサに憧れ、ダンスを習い始める。朱音は家計を支えるためスナックで働き、人との関わりが苦手な舞はスクールの前でいつも兄の姿を一心に見つめていた。やがて踊はリサとペアを組み、その才能を開花させていく。そんな中、朱音のもとに一本の電話があり、ある男が訪ねてくる。偶然、家の前でその男を目撃する踊。後日、テレビでダンスオーディションを開催すると発表した音楽プロデューサーのHIROKIが、その男だった…。

 動き出す運命。憧れだったダンスパートナー、友人や地元の人々、大切な母、そして妹とのつながりの中で揺れ動く踊。踊が自分と向き合って選んだニライカナイ=理想郷とは…。

 シングルマザーの朱音役を演じるのは、監督の堤とは20年以上の親交があり、自らも沖縄県出身の仲間由紀恵。朱音の息子・踊を演じるのは、2023年に再始動となった沖縄アクターズスクール出身のSoul。兄を慕う妹の舞役には同じく沖縄アクターズスクール出身の又吉伶音。そして物語の鍵を握る音楽プロデューサーをEXILEの橘ケンチが演じる。

 特報映像では、「世界を舞台に活躍するダンスグループを結成する」という音楽プロデューサーの発表のもと、沖縄の地でダンサーの夢を追いかける子供たちの姿や、家族の温かさ・葛藤を、沖縄県出身のラッパー・Rude-αによる楽曲「CoCo ga OKINAWA」にのせて描いている。

 本ポスタービジュアルでは、朱音が息子の踊をぎゅっと抱きしめ、家族の絆を強く感じさせる。

 仲間は「soulくん、怜音ちゃん、本当に愛おしいと感じられる子供たちと、この物語を作ってこられて本当に幸せでした。私の夢でもあった沖縄の地で映画を撮ることができて感謝しております。そして、何より久しぶりに信頼する堤監督とご一緒できて夢を叶えて下さった事、心から感謝をしつつ、是非これからも沖縄の作品を撮り続けていただきたい、、そして、それら全てにちょっとだけ出演させていただければ、、と願っています(笑)」コメント。

 堤監督は「久しぶりの仲間由紀恵さんは変わらぬキュートさのなかに、島人の複雑さも背負い、母として『10代の夢』を応援するという難役を見事にこなしてくれた。流石である。そして楽しかった。こういう『映画』に出会えてよかった! ぜひ地球上の沢山の方々にご覧いただきたい」と、互いへの信頼もうかがえる熱いコメントが寄せられた。

 映画『STEP OUT にーにーのニライカナイ』は、2025年3月7日より沖縄県先行公開、同年3月14日より全国公開。

 仲間、堤監督のコメント全文は以下の通り。

<コメント全文>

■仲間由紀恵

 撮影場所の1つであるコザ、本土の方がイメージする戦後の昔ながらの沖縄街、という感じでしょうか! 馴染みのない私はそれと同じようなイメージを持ちながら、ワクワクした気持ちで現場にいました。自分の生まれ育った街とは、全く違う沖縄があり、どこかノスタルジックな雰囲気がカッコいいなと感じながら、あ、そうだ、芝居しなきゃと我にかえり、楽しんでいる自分がいました。

 朱音は、様々なことを心に抱えながらも、なんとか明るく2人の子供を育てている母親役。居た堪れない気持ちになることが何度もありましたが、soulくん、怜音ちゃん、本当に愛おしいと感じられる子供たちと、この物語を作ってこられて本当に幸せでした。

 他にも、素晴らしい出演者の皆さんと、私の夢でもあった沖縄の地で映画を撮ることができて、関係者スタッフの皆さまに感謝しております。

 そして、何より久しぶりに信頼する堤監督とご一緒できて夢を叶えて下さった事、心から感謝をしつつ、是非これからも沖縄の作品を撮り続けていただきたい、、そして、それら全てにちょっとだけ出演させていただければ、、と願っています(笑)。

■堤幸彦監督

 久々に沖縄市を訪れてみた。夜の小さなダンス教室で一心にステップを踏むキッズ達が眼に止まった。ストリートの大人たちが飲んだり騒いだりする中で、キッズ達は素敵な汗をかいていた。それをにこやかに見守るファミリー。
すべての始まりだった。

 エンタメの現在地とかどうでもいい、もっと純粋で無垢な魂の煌めきが撮りたい。そう思った。

 久しぶりの仲間由紀恵さんは変わらぬキュートさのなかに、島人の複雑さも背負い、母として「10代の夢」を応援するという難役を見事にこなしてくれた。流石である。そして楽しかった。

 現地キャストの皆さんの輝きは言わずもがな。素直に「いい!」「かわいい!」「オッケー!!」とまるで孫を愛でるようであった。まだいないけど笑

 さらに現地スタッフの明るくタフなはたらきに深謝! 実はこれこそがこの映画がうみだした「本当の成果」かもしれない。

 こういう「映画」に出会えてよかった! ぜひ地球上の沢山の方々にご覧いただきたい。
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