お笑いコンビ・千鳥の大悟(44歳)が、12月15日に放送されたバラエティ番組「チャンスの時間」(ABEMA)に出演。笑いと狂気が入り混じるトム・ブラウンの“慰問ネタ”を絶賛した。
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番組は今回、芸人が刑務所や少年院などで漫才やコントを披露する慰問において“最もウケるネタ”を決める企画「第5回 慰問ネタグランプリSP」を開催。慰問未経験のピン芸人・もう中学生、「キングオブコント2024」ファイナリストのや団、「M-1」王者・トレンディエンジェル、「M-1グランプリ2024」決勝進出が決定したトム・ブラウン、そしてきしたかの、パンプキンポテトフライの6組が、慰問専用に作った新作ネタを披露した。
スタジオゲストには元日本テレビでフリーアナウンサーの笹崎里菜、また、審査員として大悟と“慰問経験者”であるお笑いコンビ・アンジャッシュの渡部建、ドランクドラゴンの鈴木拓、ラバーガールの飛永翼と大水洋介が出演。大悟も絶賛する慰問ネタが続々登場した一方、“慰問で成功できるか”という点では、審査員たちの厳しいが意見が飛び交った。
や団のコントではその後の展開を暗示させる意味深な設定に、冒頭から「オモロいネタやな」と笑いが止まらない大悟。ネタ終了後「『キングオブコント』の決勝でやってたら、たまらんかったやろな」とし、10点満点をつけた大悟は「このネタ面白いし、服のチョイスも100点」「高倉健に見えた」と、や団のロングサイズ伊藤さんが演じたキャラクターを絶賛した。一方、渡部ら慰問経験者たちは、慰問で“NG”とされるワードを連発していたことで意見が分かれる。
さらに、「スナックで見かける迷惑な客を優しく叱りたい」というテーマのもと、狂気と笑いが入り混じる、独自の世界観に審査員たちを引き込んだトム・ブラウン。奇天烈なボケを重ねていくトム・ブラウンの漫才に、大悟は「漫才はこれ以降かこれ以前かになると思うよ」とし、「このリズムでやっていくと絶対笑う」「このネタを映画『SAW』を作った監督に見てほしい」と10点満点をつけた。
審査員の大水も「音楽的な要素もあって、お笑いと音楽の両方が楽しめる」、飛永も「暴力的な描写はあったけど、マンガ的な良さがあって聞いていられる」とそれぞれ9点をつけ、トム・ブラウンは高得点を獲得した。
そのほか、怒涛の下ネタラッシュでテンポよく笑いとり、大悟に「完璧なんじゃないかな」と言わしめたトレンディエンジェルや、審査員のドランクドラゴン鈴木が「絶対ウケる、めちゃくちゃウケる」と太鼓判を押したきしたかの、「カッパ・ワッパ(手錠)ゲーム」を披露し賛否分かれたもう中学生など、芸人渾身の慰問ネタが続いた。
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