東海地方は、この先も周期的に強い寒気が流れ込み、厳しい冷え込みの日があるでしょう。20日(金)の最低気温は、名古屋で0℃、岐阜で氷点下1℃の予想です。今シーズン初めての冬日(最低気温0℃未満)が続出しそうです。また、岐阜県山間部は雪の降る日が多く、22日(日)から23日(月)は雪の量が多くなる恐れがあります。
●今日18日 岐阜県は雪や雨の所も
今日18日も、日本付近は冬型の気圧配置が続いています。正午現在の東海地方は、上空の寒気や気圧の谷の影響で、岐阜県で雲が多く、一部に雪雲や雨雲がかかっています。午後も、岐阜県では雪や雨の降る所があるでしょう。夕方にかけて、山間部では雪の降り方が強まる可能性があります。落雷にも注意してください。夜になると、気圧の谷の影響が西日本中心となるため、雪は小康状態となりそうです。
太平洋側の地域は、夜にかけて大体晴れるでしょう。
●週間天気 太平洋側は冬晴れの日が多い 次に寒気が強まるのは22日(日)〜23日(月)
明日19日は、岐阜県山間部や三重県山間部は、日中を中心に雪の降る所がありますが、夜にはやむ見込みです。その他の地域は、乾燥した晴天となるでしょう。
20日(金)は、冬型の気圧配置が緩み、本州付近は高気圧に覆われる見込みです。東海地方は広く冬晴れで、山間部でも晴れる時間が長いでしょう。夜は、気圧の谷が近づくため、曇り空に変わりそうです。
21日(土)は、本州南岸と日本海を気圧の谷が通過する見込みです。晴れたり曇ったり変わりやすい天気となるでしょう。にわか雪やにわか雨程度で、空気を潤すほどの雨にはならない見込みです。
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●22日(日)〜23日(月)は昼間も凍える寒さ 岐阜県山間部は積雪急増
22日(日)は、強い冬型の気圧配置へ変わり、23日(月)にかけて続く見込みです。特に、上空 1500m 付近の寒気が強く、平地でも雪が降る目安とされるマイナス6℃以下の強い寒気が、東海地方をすっぽり覆いそうです。名古屋の上空は、マイナス9℃程度が予想されます。
東海地方は冷たい空気に覆われ、昼間も10℃未満で一桁の所が多くなりそうです。凍える寒さとなるため、暖かくしてお過ごしください。岐阜県山間部は雪の量が多くなり、太平洋側の山沿いでも積雪となる所があるでしょう。名古屋でも初雪が観測されるかもしれません。
24日(火):クリスマスイブには、岐阜県山間部の雪のピークは過ぎる見込みです。25日(水):クリスマスには、山間部の雪もやんで、広く冬晴れとなりそうです。
大雪への備えは、早めに済ませておくようにしてください。
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