トム・クルーズ「トップガン」で米海軍公共サービス殊勲章 米海軍所属外では最高位の栄誉

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2024年12月18日 14:25  日刊スポーツ

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トム・クルーズ(2022年5月撮影)

米映画「トップガン」シリーズで米軍の英雄を演じてきた俳優トム・クルーズ(62)が17日、映画出演を通じて米海軍への貢献と献身をたたえて米海軍公共サービス殊勲章を授与された。


米CNNによると、この勲章は米海軍省に所属しない人物が受けられるものとしては最高位の栄誉だという。


デルトロ海軍長官は声明で、「彼の作品は何世代にもわたって海軍と海兵隊に従軍する意欲をかき立ててきた」とコメント。映画業界でのクルーズの努力は、海軍の高度に訓練された隊員と彼らが制服姿で払う犠牲に対する国民の認識と評価を高めたと称賛した。


海軍の発表によると、1986年に「トップガン」が公開された当時、同軍のパイロット新規採用数が急増したという。


一方のクルーズは、「現役もしくは退役した多くの海軍兵士の刺激の源になれたことをうれしく思います。努力したのは私だけではなく、すべてのセットで一緒に仕事をするキャストやスタッフたちです。彼らこそが、作品に命を吹き吹き込む存在なのです」とコメントしている。


「トップガン」と2022年公開の続編「トップガン・マーベリック」でクルーズは、主人公の海軍戦闘機パイロットを演じ、同作のプロデューサー、ジェリー・ブラッカイマー氏と共に20年に名誉海軍飛行士の称号を授与されている。


「トップガン マーヴェリック」は、興行収入10億ドルを超える大ヒットとなり、続編の製作も予定されている。(ロサンゼルス=千歳香奈子通信員)

このニュースに関するつぶやき

  • 「マーヴェリック」で航空母艦から戦闘機で飛び立つシーンは海軍所属パイロットでないとできないことなので、TOP GUNという飛行チーム(所属はトム1人)を海軍で設定したんだって。
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