こんなツリーは嫌!『ストップモーション』“最恐”クリスマスビジュアル到着 呪物コレクター・田中俊行「僕の憧れた世界がここにある」

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2024年12月19日 10:10  クランクイン!

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映画『ストップモーション』クリスマスビジュアル (C)Bluelight Stopmotion Limited / The British Film Institute 2023
 ストップモーション・アニメーションと実写を融合させたホラー映画『ストップモーション』より、クリスマスバージョンの“最恐”ビジュアルが到着。併せて、呪物コレクター・田中俊行、作家の平山夢明、アニメーション研究・評論家の土居伸彰からの絶賛コメントも公開された。

【写真】命を宿らせた狂気のモンスターも! 映画『ストップモーション』場面写真ギャラリー

 本作は、フランシス・ベーコンやクライヴ・バーカー作品を彷彿とさせるホラーテイストでダークなストップモーション・アニメと実写を交錯させながら、重層的な恐怖とスリルを与えるサイコロジカル・ホラーだ。シッチェス・カタロニア国際映画祭審査員特別賞をはじめ、世界各国の映画祭で絶賛され、今年2月に公開されたアメリカでは384館の小規模公開ながらTOP20入りのスマッシュヒットを記録。公開時には巨匠フィル・ティペットからSNSでエールが贈られた。

 偉大なストップモーション・アニメーターであるスザンヌ・ブレイクの愛娘エラは、母の病により中断された作品を完成させようと奮闘する。しかし、独力では作業が進まず、偶然出会った謎の少女の力を借りながら制作を進めるが、次第に現実と虚構の壁が崩壊し、精神的に追い詰められていく…。

 主演は、『ナイチンゲール』、大ヒット・テレビシリーズ『ゲーム・オブ・スローンズ』で注目を集め、近年も『スピーク・ノー・イーブル 異常な家族』などで活躍目覚ましいアシュリン・フランチオージ。監督を務めたのは、ストップモーション・アニメの短編『Bobby Yeah』で英国アカデミー賞最優秀短編アニメ賞にノミネートされたイギリス人監督ロバート・モーガン。本作は彼の長編監督デビュー作となる。

 この度本作より、聖なる夜を前に到着したのは、「こんなツリーは絶対嫌!」と思わず突っ込んでしまうようなクリスマスバージョンの“最恐”ビジュアル。クリスマスツリーに、血みどろのコマ撮り人や目玉のオーナメントなどが潜む、楽しいクリスマスの雰囲気とは真逆の不気味すぎるビジュアルに仕上がっている。

 また今回、本ビジュアルをモチーフにしたグッズが当たるSNSキャンペーンの実施が決定。公式アカウントをフォローし、プレゼント投稿をリポストすると、抽選で5名にムビチケオンライン券+クリスマスバージョンビジュアルステッカー+非売品キーホルダー(デザインはランダム)が当たる。12月31日まで。

 さらに、本作を鑑賞した著名人からの絶賛コメントも到着。呪物コレクターの田中俊行は「サイケデリックスプラッタートラウマムービー」と評し、アニメーション研究・評論家の土居伸彰は「恐怖を超えて大興奮!」、作家の平山夢明は「煉獄的底無し沼に観客は彼女と共に呑み込まれる」と、作品のクオリティに太鼓判を押している。

 映画『ストップモーション』は、2025年1月17日より全国公開。

著名人コメント全文は以下の通り。

<著名人コメント全文>

■田中俊行(呪物コレクター)

頭からダークで不気味な雰囲気が漂い後半からのグロさは想像を超えてきた!エマの心の弱さから現実と虚構の境界線が崩壊しそこに待つものは正気と狂気が交差する世界。劇中の人形劇が物語以上に気になる。人形に生命を宿す制作過程はまさに呪物作り。呪物に現実世界が犯された僕の憧れた世界がここにある。サイケデリックスプラッタートラウマムービー。

■土居伸彰(アニメーション研究・評論、ひろしまアニメーションシーズン プロデューサー、ニューディアー代表)

変態的アニメーション界の御曹司ロバート・モーガンが、「メイド・オブ・肉塊」な本当にイヤな手触りの人形たちとともに、遂に日本へ本格上陸!とにかく気持ち悪いものを作るぞという闇雲で純粋なパワーに、恐怖を超えて大興奮!

■平山夢明(作家)

狂気の母から『自分に従うこと』を完膚なきまで刷り込まれたヒロインが辿る地獄旅。その絆が断たれたとき、自分は何者なのか?何がしたいのか?煉獄的底無し沼に観客は彼女と共に呑み込まれる――。
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