水谷豊(72)主演のテレビ朝日系ドラマ「相棒season23」(水曜午後9時)の第8話が18日に放送され、平均世帯視聴率が10・4%(関東地区)だったことが19日、ビデオリサーチの調べで分かった。平均個人視聴率は5・8%だった。
水谷演じる杉下右京と寺脇康文(62)演じる亀山薫の黄金コンビも3シーズン目に突入。通算10シーズン目となるアニバーサリーイヤーは、警視庁創立150周年でもある。常に“時代”を描いてきたが、水谷は新シーズンを「今、誰もがひんしゅくを買うことを怖がって萎縮しているような社会になってきた気がするのですが、『相棒』はひんしゅくを買うことを恐れずに、これからも挑んでいく。新シーズンでも“相棒ワールド”はますます進化していきます」と宣言した。
◆第8話のあらすじ
視覚障害のある藍里(森マリア)の伴走者を務めていた薫が、ランニング中に刺された。薫に恨みを持つ者の犯行と思われたが、手掛かりは皆無。そこに、藍里と同じ生花店で働く、野瀬(レイニ)という男性が駆けつけてくる。野瀬は、藍里の伴走者を務めることが多いらしく、単なる同僚以上に親しげな様子。
捜査に乗り出した右京は、藍里が視覚を失った経緯を知る。2年前、藍里は偶然、強盗殺人の現場に居合わせ、犯人と揉み合いになった弾みで階段から転落、失明してしまったという。
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事件は未解決で、右京は薫が刺された今回の一件とのつながりを疑っていた。藍里が手術を受け、近日中に視力を取り戻す可能性が高いことも、その推理に信ぴょう性を持たせていた。
さらに捜査を進めると、2年前の強盗殺人が、区役所の巨額横領事件と絡んでいることが分かる。
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