ロバート・秋山竜次が、あす20日放送の読売テレビ『〜笑い飯presents〜 ひとりで60分』(深1:05〜 ※関西ローカル)に出演し、孤独な空間で、たった1人、60分ネタを披露し続ける。
【写真多数】カメラマンすらおらず…小道具だけのスタジオ ロバート秋山の渾身ネタ、爆笑の別室風景 スタジオは固定カメラに囲まれ、笑ってくれるスタッフはおろか、カメラマンもいない環境。ネタが尽きて心が折られるか、底力を見せて笑いと賞金をかっさらうのか、編集無しの一発勝負というドキュメントバラエティーの第6弾。あまりの“過酷さ”に、芸人が震え上がるとも言われるが、秋山は「行き場のなかったネタをここで全て出し切って帰ります」「正直楽しみ」と序盤から余裕の笑みを浮かべる。
スタジオには小道具のほか、サンプラーやクロマキー合成ができるスペースなど、ボケに使えるあらゆる装置を用意。また、ネタに困ったときに使える「ヘルプカード」もあり、秋山の“元ストーカー”で現在テレビ局員として秋山の番組も手がけるほどのSHAF(スーパーハード秋山ファン)「メモ少年」のカードも登場する。
オープニングでは “開会式”を意識したというネタで開幕。さらに、モノマネ、モノボケ、サンプラーを駆使したネタなど、序盤からハイペース。モニタリングする藤崎マーケット・トキは「テンポがすごい!」と目を丸くする。
一方、さすがの秋山も「これ、ちゃんと伝わっているのかな?」「これで1時間ですか!すごいカロリーだ!」「そろそろ着替えようかな?」などと、ひとりで60分の世界に圧倒されるように。それでも、ちょうど半分となる30分が過ぎた頃、ネタを繰り出すペースが加速。ついに、特別な装置を使用して究極形となった“梅宮芸”が飛び出すことになる。
別室では、番組マスターの笑い飯(西田幸治、哲夫)、第1弾挑戦者・トキ、第4弾挑戦者・堂前透(ロングコートダディ)が見守る。西田と哲夫の手元にある「笑」「滑」という2種類のボタンで、ボタンを押した分だけ100円が加算・減算されていくシステムで、最終金額が賞金になる。
■秋山竜次(ロバート)コメント
楽しかったです!ひとりで60分というのはやったことがない領域なのでやっぱり緊張もありました。
別室の笑い飯さんの反応はずっと想像してましたけど本当にだれもいない中やらないといけないので、スタジオに何か“命”を置いてほしかったです。ちょっとでもいいんで、あのスタジオに、目に見える“命”、生命体がほしかったです。そうすると「同じ空間にいっしょにいるんだ」と思えるので…。
この番組は年末の放送ですけど、ぼくもこの収録が終わるまで、ここ最近、ずっと落ち着かなかったですね。1年半かけてやり続けたNHKの大河ドラマがクランクアップして「よかった!」とスカッとするかと思ったら全然スカッとしない自分がいて、「なんだろう?」と考えてみたらこれでした。「ひとりで60分」で、ようやく今年のすべてを出し切りました。
今回は“初出し”のネタももちろんありました。ずっと「何か、カタチにできないかな」と思っていたネタをいろいろ、細かくいっぱいやりました。それと、2012年からやり始めた“梅宮芸”が究極のカタチになりました。持ち込みOKだったので、制作スタッフさんや大道具さんなど、皆さんの一大技術が集まった装置を作ったんです。そんな、いろんな人々の技術が結集したひとボケ、ぜひ見てもらいたいです。