転職したての人は、賞与がどのくらい支給されるか気になるところだろう。神奈川県の30代女性(人材コーディネーター/年収400万円)は、転職して2回目の冬ボーナスは「28万円ほど」だった。昨年の約20万円より増額したものの、手放しには喜べない様子。
「会社の業績が下がっているようなので、例年であれば支給がある項目の支給がないとのこと。欲を言えば、2か月分くらいは欲しいと思います」
引越しを控えているそうで、28万円の使い道については「引越しや家具購入に充てたい」とのこと。(文:天音琴葉)
「仕事量に見合っていない。減らすなら仕事も半分にしてほしい」
岡山県の50代女性(介護職/年収300万円)は、7月に同業種に転職し、初めての冬のボーナスは「15万円」だった。
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「納得している、賞与算定期間3カ月の結果なので致し方ないと考えています」
満額なら30万円ほどもらえていたのだろうか。使い道については、「半分貯金、半分は2月の温泉旅行で使います」と明かしている。
定年退職後に再雇用されたという人も大勢いるだろう。福岡県の60代男性(教員/年収300万円)も再雇用で働いている。冬のボーナスは「自分はやっと30万でした」とし、「再任用教員はボーナスが最悪です。現役の時の半分以下です」と不満をこぼす。
「これで以前と同じ仕事を、そのノウハウを活かして頑張れというのは虫が良すぎます」「仕事量に見合っていない。減らすなら仕事も半分にしてほしい」
と改善を訴えた。教員を目指す若者が減っていることにも触れ、「教員になりたがらない人が増えるのも当然ですね」と苦言を呈した。
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